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Shopifyのギフトラッピングアプリを比較 包装・のし・メッセージ対応の違いと選ぶ基準

Shopifyギフトアプリ選びの図解

Shopifyのギフトラッピングアプリは、機能が多いものより、自社の受注方法に合うものを選ぶほうが失敗を減らせます。最初に決めたいのは、ラッピングを注文全体に付けるのか、商品ごとに付けるのかです。

この記事では、国内ストアで検討しやすい3つの選択肢を、包装・のし・メッセージ・eギフト・料金で比較します。お客様が選んだ内容を出荷担当へどう渡すかまで見れば、導入後の運用も具体的に判断できるでしょう。

Shopifyのギフトラッピングアプリは注文単位から選ぶ

この種の機能選びでは、「どこで入力させるか」と「何にひも付けるか」を先に決めます。カートで注文全体の包装を受け付ける店と、商品ごとに包装やメッセージを変える店では、必要な機能が違うためです。

広くまとめる

通常ギフトからeギフト、複数配送先まで視野に入れる。

細かく分ける

商品や画面に応じて包装、のし、入力欄を出し分ける。

注文単位に絞る

カートで注文全体のラッピングとのしを受け付ける。

先に決めること2商品を同時に買った時の扱い

商品Aだけ包装し、商品Bは包装しない注文を受けるなら、商品ごとの指定が必要です。注文全体へ1つの包装を付ければ足りるなら、仕組みを単純にできます。

追加機能の増やしすぎが気になる場合は、目的別に選ぶ考え方も役立ちます。標準機能で足りない工程だけを補うと、管理項目を抑えられるでしょう。

Shopifyギフトラッピングアプリ3つの違い

ここでは、All in gift、Gift Options Plus、ギフトラッピング&のし専用アプリを同じ軸で比べます。これはApp Storeにある全製品の順位ではなく、国内向けのし運用を含めて比較しやすい3候補です。

包装・のし・メッセージ対応の比較表

比較軸All in giftGift Options Plus包装&のし専用
主な用途通常・eギフト商品別入力注文単位
受付位置プランで確認商品・カート等カート
包装対応対応対応
のし対応項目を作成対応
メッセージeギフト等カード・入力要確認
商品別指定プランで確認対応非対応
複数配送先PROで対応要確認要確認

「要確認」は、機能がないという意味ではありません。
2026年9月14日に取得した公式説明だけでは同じ条件で確認できなかった項目なので、契約前に管理画面やサポートで確かめる必要があります。

All in giftはeギフトや複数配送先まで広げたい店向け

All in giftは、通常ギフトとeギフトの両方を扱うサービスです。公式ページでは、ラッピング、のし、デジタルメッセージカード、カタログギフト、複数配送先などが案内されています。

住所を知っている相手へ送る注文と、URLで受取人に住所を入力してもらうeギフトを同じ領域で設計したい店に向きます。一方、配送日時指定や複数配送先などはプラン差があるため、欲しい機能を並べてから通常版とPROを比べましょう。

出典: Shopify App Store「All in gift」

Gift Options Plusは商品別・画面別に入力を設計したい店向け

Gift Options Plusは、商品ページ、カート、チェックアウトへギフトオプションを配置できます。テキスト入力、チェックボックス、プルダウンを組み合わせ、商品ごとに表示・非表示を分けられることが特徴です。

たとえば、通常商品には包装だけ、贈答用商品にはのしの用途と名入れ欄まで出す設計ができます。注文タグや注文メモへの連携も案内されているため、お客様の選択を出荷担当がどこで確認するかまで試すとよいでしょう。

出典: Shopify App Store「Gift Options Plus」

チェックアウトへ何を追加できるかはストア条件でも変わります。表示場所を決める前に、チェックアウトを変更できる範囲と現在のプランを確認しましょう。

ギフトラッピング&のし専用アプリは注文単位でシンプルに使う店向け

ギフトラッピング&のし専用アプリは、カートで注文全体にラッピングとのしを追加する構成です。ラッピングをストアの商品として登録し、有料・無料の設定や画像、複数の包装候補を用意できます。

のしは表書きの追加や内のし・外のしを設定できます。ただし、開発元FAQでは特定の商品だけに個別指定することはできないと説明されているため、複数商品注文の扱いを先に決めてください。

出典: Shopify App Store「ギフトラッピング&のし専用アプリ」

仕様確認: 電通デジタル「よくあるご質問」

Shopifyギフトラッピングアプリの選び方

3候補は、お客様の画面と出荷担当の画面をセットで比較します。見た目の分かりやすさだけで選ぶと、注文後に包装指示を読み替える作業が残るからです。

お客様側で決めること

どの商品を包むか
のしの用途と名入れ
メッセージ内容
配送先と希望日時

店舗側で受け取る情報

対象商品の明細
包装とのしの指示
印刷・同梱の担当
倉庫へ渡す方法

注文単位か商品単位かを決める

最初の判断軸は、1注文に1つのギフト指定で足りるかです。商品ごとに包装の有無や種類を変えるなら、商品別条件を持つ機能を選びます。

注文単位の方式でも、コメント欄で補足を受ける運用は考えられます。ただし、自由記入を出荷担当が毎回読み解く設計は、繁忙期ほど取り違えの原因になりかねません。

のしと名入れは選択肢を実物に合わせる

のしを受け付けるなら、用途名だけでなく、表書き、名入れ、内のし・外のしのうち何を選んでもらうか決めます。包装現場で用意できない選択肢まで画面に出さないことが大切です。

メッセージは紙・自由入力・デジタルを分ける

「メッセージ対応」は1種類ではありません。紙のカードを同梱するのか、自由入力文を印刷するのか、eギフトでデジタル表示するのかで、必要な受付項目と担当者が変わります。

文字数上限、絵文字、改行、機種依存文字もテスト注文で確認します。入力できた文字が注文管理や印刷物で欠けないかまで見てください。

eギフト・複数配送先・配送日時は別要件として確認する

eギフトは、受取人の住所を購入者が知らなくても贈れる仕組みです。一般的な包装オプションとは注文後の流れが異なるため、eギフトが必要なら最初から対応サービスを候補に残すと選び直しを防げます。

配送日時指定も、ギフト包装とは別の要件です。配送日時指定で標準機能と拡張機能を分ける考え方も確認し、1つのツールへまとめるか、役割を分けるかを決めましょう。

注文管理と倉庫への引き渡し方を確かめる

お客様の入力内容が、明細行、注文メモ、注文タグ、CSVのどこへ保存されるかを確認します。外部倉庫を使う場合は、倉庫が読む帳票や連携データに包装指示が含まれるかまで確認が必要です。

  • 注文画面で対象商品と包装内容を判別できる
  • 倉庫の帳票へ、のし・名入れ・メッセージが渡る
  • 変更・キャンセル時に包装商品の扱いを判断できる
  • 複数商品注文でも包装対象を取り違えない

注文数が増えた時の転記や例外処理まで見直すなら、ECサイトの受注管理を仕組み化する判断基準も役立ちます。ギフト入力だけ整えても、出荷指示で手作業が増えれば運用は軽くなりません。

料金とプランの違いを比較

料金は2026年9月14日に公式ページで確認した米ドル建てです。契約前には管理画面に表示される現行料金を確認しましょう。

月額・従量料金・無料体験の比較(2026年9月時点)

候補月額別料金・体験
All in gift約9.90米ドル
PRO約49米ドル
eギフト約3%
無料体験14日間
Gift Options Plus約3.99〜9.99米ドル従量記載なし
無料体験7日間
包装&のし専用約9.80米ドル従量記載なし
無料体験14日間

All in giftは、通常ギフトとeギフトがそれぞれ月額約9.90米ドル、通常ギフトPROとeギフトPROがそれぞれ月額約49米ドルです。eギフトには約3%の手数料が案内されています。

Gift Options Plusは、Starterが月額約3.99米ドル、Standardが月額約7.99米ドル、Premiumが月額約9.99米ドルです。利用できるウィジェット数は、1件、最大5件、最大10件と段階的に増えます。

料金比較の注意一番安いプランだけで決めない

必要な入力欄数、eギフト手数料、テーマ調整、出荷作業を同じ費目で比べます。無料体験中にテスト注文まで行い、上位プランが必要か確かめておきましょう。

Shopifyテーマとギフトアプリの互換性を確認する

公式ヘルプでは、テーマへの機能統合をアプリブロック、埋め込みアプリ、カスタムコードに分けています。どのページへ置けるかは、テーマと追加機能が対応する場所に左右される点へ注意が必要です。

出典: Shopifyヘルプセンター「アプリでテーマを拡張する」

対応テーマに載っていても、カートドロワーや独自カート、別のオプション機能との組み合わせで表示は変わり得ます。公開テーマへいきなり追加せず、複製テーマで確かめることが欠かせません。

見落としやすい点テーマ変更後は再設定が必要な場合がある

公式ヘルプは、公開テーマを変更した際に追加機能を新しいテーマで再有効化する必要がある場合を案内しています。季節用テーマへの切り替え前にも、ギフト欄を確認しましょう。

テーマ変更で再設定が必要な項目も合わせて確認すると、商品データが残る部分と、表示をやり直す部分を分けられます。

Shopifyギフト機能は公開前にテスト注文する

対象機能を設定したら、顧客画面だけでなく、注文管理と出荷まで1件通すことが必要です。見た目が正しくても、指示が倉庫へ届かなければギフト注文は完了しません。

包装・のし
→
金額を確認
→
情報を確認
→
指示を照合
最後に通知メールと注文履歴まで確認する
  • PCとスマートフォンで入力欄と価格が正しく切り替わる
  • 2商品注文で包装対象を判別できる
  • のしの用途、名入れ、メッセージが注文管理に残る
  • 注文メールと出荷帳票に必要な情報が表示される
  • 変更・返金時に包装商品の金額を処理できる

出典: Shopifyヘルプセンター「テスト注文を行う」

公式ヘルプは、チェックアウト、注文処理、在庫、配送、メール、税などの確認を案内しています。テストモード中は実際のお客様が注文できないため、実施時間と解除確認も担当者間で共有してください。

よくある質問

QShopifyの標準機能だけでギフトラッピングを設定できますか?

A商品やカートの情報を使う実装も可能ですが、包装、のし、名入れ、商品別条件まで運用しやすくそろえる場合は、拡張機能またはテーマの個別実装を検討します。

Q注文単位と商品単位のギフトラッピングは何が違いますか?

A注文単位はカート全体に1つの指定を付け、商品単位は各商品へ別々の指定を付けます。複数商品を同時購入する店では、包装対象を分ける必要があるか先に決めます。

QShopifyでのしの名入れや内のし・外のしに対応できますか?

Aギフト向けツールには、名入れ用の入力欄や、内のし・外のしを設定できるものがあります。自社で用意できるのしと画面の選択肢を合わせてください。

Qメッセージカードとeギフトのデジタルメッセージは同じですか?

Aメッセージカードとデジタルメッセージは別の運用です。紙を同梱するのか、受取画面に表示するのかを決め、入力から制作・送信までの担当を確認します。

QギフトラッピングアプリはどのShopifyテーマでも使えますか?

A対象機能の互換性は、テーマ、表示するページ、カートの構成で変わります。対応外テーマでコード追加ができる場合もありますが、複製テーマで確認してから公開します。

Q複数の商品に別々のラッピングを指定できますか?

A複数商品への個別指定は製品によって異なります。商品別条件に対応するサービスを候補にし、2商品を使ったテスト注文で注文管理への保存結果まで確認してください。

Qショッピファイのギフト機能導入後は何をテストすればよいですか?

A導入後は、入力欄、追加料金、対象商品、注文管理、通知メール、出荷帳票を確認します。PCとスマートフォンの両方で1件ずつ見ると安全です。

ギフト受注フローから逆算する

ギフトラッピングアプリは、機能表の丸が多いものではなく、注文から出荷まで無理なくつながるものを選びます。広いギフト対応ならAll in gift、商品別の細かな入力ならGift Options Plus、注文単位の包装とのしならギフトラッピング&のし専用アプリが候補です。

次の一歩実際の注文を1枚に書き出す

誰が、どの商品へ、どの包装とのしを選び、その情報を誰が出荷へ渡すかを書き出してください。要件とテーマの組み合わせが複雑なら、Shopifyの構築・設定についてノーサイドへご相談いただけます。