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ホームページの多言語化費用は何で変わる?翻訳代・ページ追加・更新料の内訳

ホームページの多言語化に必要な仕事を考える

ホームページを英語や中国語に対応させる時は、文章を訳す費用と、外国語のページとして使える状態にする費用を分けると、見積もりの違いを読み取りやすくなります。
同じページ数でも、画像の文字や問い合わせフォームまで直すかによって、必要な作業は変わるためです。

さらに、公開した外国語ページには日本語の変更を反映する仕事が残るので、初回の制作費と、その後の更新料を一緒に確認するところから始めましょう。翻訳対象の決め方と、制作会社へそのまま伝えられる依頼文まで用意すると、自社に必要な範囲で予算を組めます。

ホームページの多言語化費用は初期制作と公開後の更新で分ける

ホームページの多言語化費用は、原稿の準備・翻訳・ページ制作・公開前の確認・公開後の運用に分けて確認します。「英語版を追加」という同じ依頼でも、どこまで含む見積もりかが違えば、合計額だけでは比較できません。

原稿を決める

翻訳する情報と用語をそろえる

訳文を作る

翻訳と内容の確認を行う

ページにする

画面・画像・フォームへ反映する

公開して保つ

表示と動作を確かめ、変更を追う

たとえば、訳文のテキストだけを納品してもらう依頼では、ホームページへの掲載作業が自社に残ることがあります。一方、ページの追加まで頼んでも、問い合わせ後の外国語対応は別の仕事なので、受け付けたメールを誰が読むかも決めておきましょう。

要点合計金額の前に、納品される状態をそろえる

「訳文のファイルを受け取る」「外国語ページが公開される」「更新も任せる」は依頼の範囲が違います。どの状態までを見積もるかを先に合わせると、必要な費目の抜けを見つけやすくなります。

初期費用と継続費用の分け方

区分含める主な作業決める条件
初期の準備原稿整理・翻訳言語・文字数
初期の制作画面・フォーム流用する範囲
公開前の確認表示・リンク確認確認する画面
継続の運用翻訳更新・保守月間の変更量
外部サービスツール利用契約上限・契約期間

この区分で見積もりを分けてもらったら、予算を見る期間もそろえます。初期費用に、同じ期間の月額利用料と更新作業費を加える形にすれば、初回だけ低く見える見積もりと、更新を含む見積もりの違いが分かるでしょう。

ホームページの翻訳代はページ数より原文量と確認範囲で変わる

ホームページの翻訳代を比べる時は、何ページかに加えて、原稿が何文字あるかを伝えます。日本語の短い会社案内と、仕様表まで載った製品ページでは翻訳する量が違うため、Webページ数だけで同じ金額にはできません。

「1ページ」の単位がWebページとは限らない

公開料金の一例として、NOVAの翻訳料金表には日本語から英語への翻訳が400字1枚あたり税別約5,000円からとあります(2026年10月時点)。この「1枚」は400字という原稿の単位なので、ホームページの1画面や1URLを指すものではありません。

ただし、同料金表には最低料金が税込約3.3万円と記載され、翻訳文を商品広告・宣伝に使う場合には50〜100%の割増も示されています。校閲(ネイティヴチェック)は別メニューなので、基本単価を文字数に掛けただけで発注額を決めないようにしましょう。

出典:NOVA「翻訳|料金表」

この数字は、特定サービスが公開している翻訳料金の例であり、ホームページ制作全体の相場や弊社の料金ではありません。
料金は改定されることがあるため、原稿の用途・分野・納期・確認範囲を示した個別見積もりで、税額も含めた支払額を確かめる必要があります。

注意料金表の単位と最低料金をセットで読む

少量の翻訳でも、最低料金や用途に応じた割増が適用されることがあります。見積もりには「原文の文字数」「対象言語」「掲載する用途」を添え、校正まで含む金額かを確かめてください。

訳文のチェックと掲載作業を分けて確認する

翻訳の品質をどこまで確認するかも、英語サイトの制作費用を左右する条件になります。専門用語の意味を確かめる作業と、英語として自然な表現へ整える作業は役割が違うので、商品名・加工方法・取引条件など、誤りがあると困る箇所を依頼時に伝えます。

ヒューマンサイエンスの料金案内でも、原文の文字数による算定と、翻訳後のレビューが示される一方、レイアウト調整や画像加工などは翻訳費用に含まれないとされています。
こうした区分があるため、翻訳済み原稿の納品を、ページ完成の納品と取り違えないことが必要です。

出典:ヒューマンサイエンス「翻訳料金の目安」

手戻りを減らすには、先に日本語の事実関係と正式表記を固める順番が向いています。自社が用意する資料と文章化を任せる範囲は、ホームページの原稿作成で分担する仕事を参考にすると、翻訳前の準備まで見通せるでしょう。

多言語サイトのページ追加費用は流用できる範囲で変わる

多言語サイトの制作費用は、既存の画面をどこまで使えるか、言語ごとに何を作り直すかで変わります。日本語版のページを複製しても、見出しやボタンの文字量が変われば調整が必要なので、「複製作業だけで完成するか」を制作会社に見てもらいましょう。

作り方が違っても、同じ作業範囲で比べる

自動翻訳を中心に表示する方法、外国語ページを追加する方法、対象国に合わせて構成も変える方法では、費用が発生する場所が異なります。どの方法にも実装・訳文確認・表示確認・更新の仕事があると考え、同じ範囲の作業を見積もると比較しやすくなります。

作り方初回に見る仕事継続で見る仕事
自動翻訳中心設定・訳文確認利用料・訳文修正
別言語ページ追加翻訳・画面調整原文変更の反映
対象国別に再設計構成・翻訳・制作国別情報の更新

この表のほかに、画像・問い合わせフォーム・検索向け設定・外部契約も、すべての方法で必要性を確認します。自動翻訳を選んだ場合でも、対象にできない部分の作業や人が確認する仕事を省いたまま、制作会社の見積もりと安さを比べることはできません。

再利用を確かめる部分

画面の基本構成・共通メニュー
既存写真・管理画面の仕組み

言語ごとに確認する部分

訳文・画像文字・入力案内
リンク先・送信後の表示

見落としやすいのは画像と問い合わせの途中

ホームページの本文が英語になっていても、画像に埋め込んだ説明文や、送信エラーの案内が日本語のままだと、利用者がそこで止まってしまいます。訳文の確認だけで終えず、閲覧から問い合わせ完了までを対象言語でたどる作業も見積もりに入れましょう。

  • 画像内の文字とダウンロード資料を翻訳するか
  • メニューと各言語のリンク先が対応しているか
  • フォームの項目名・入力エラー・完了画面を訳すか
  • 自動返信メールと社内の受信先を整えるか
  • スマホで見出し・表・ボタンが読めるか

警告外国語の入口だけを作って終えない

問い合わせを受けるなら、受付後にその言語で対応できる人や方法も決めます。対応できない範囲がある時は、受付可能な言語や返答までの案内をページ側に明記し、期待との食い違いを減らしましょう。

海外検索から見つけてもらうための設定も確認する

海外検索からの集客を目指す場合は、言語別のURLと、対応するページ同士の関係を示す設定も確認します。
Googleは言語ごとに異なるURLを使うことを推奨しており、言語を利用者が切り替えられるリンクや「hreflang」などで別言語版を知らせる方法を案内しています。

出典:Google検索セントラル「多地域、多言語のサイトの管理」

hreflangは、どのURLがどの言語のページかを検索エンジンに伝えるための指定です。
制作を頼む側はコードを覚えるより、見積もりに言語別URL・ページの対応付け・検索結果向けのタイトル確認が入っているかを尋ねるとよく、表示言語が変わるだけで検索順位が上がるとは考えないようにします。

ホームページの更新料は翻訳の差し替えまで含めて確認する

ホームページの多言語化では、日本語の変更を外国語版へ反映する費用が公開後も発生します。たとえば製品の仕様を変えると、訳文の修正に加えて、画像や資料の差し替え、ページでの表示確認も必要になるので、「月に何回更新するか」だけでは作業量を伝えきれません。

日本語の変更から、外国語版の確認までを一組にする

更新の見積もりでは、何をどれくらい直し、誰が訳文を確認するかを決めます。短いお知らせの追加と、技術資料を添えた新製品の掲載では必要な作業が違うため、定額に含む範囲と追加見積もりになる条件を分けてもらいましょう。

日本語の原稿を決める
→
差分と用語を確認する
→
画面と資料をそろえる
変更日・対象ページ・確認者を記録し、次の更新でも同じ手順を使う

この時、日本語版と外国語版の更新日を一覧で追える状態にしておくと、反映漏れを見つけやすくなります。変更した文章を抜き出し、前の表現と新しい表現を対にして渡せば、翻訳者も修正箇所を特定しやすくなるでしょう。

メモ自動反映と内容の承認は別の仕事

自動翻訳でページへ反映できる方式でも、商品名・仕様・対応条件を誰が承認するかは残ります。日本語を変えた後に、外国語の意味と表示も確認する担当を決めておきましょう。

月額ツールは上限と支払い単位まで読む

外部の翻訳ツールを使う場合は、月額の表示だけで年間の支払額を判断しないようにします。対象ページ数や月間の翻訳量、利用言語の上限に加えて、何か月分をまとめて支払う契約かも費用へ影響するためです。

2026年10月時点のshutto翻訳の公式案内には、ページ数・月間文字数・言語数などのプラン条件があり、契約は6か月または12か月から選ぶ形になっています。
プロ翻訳はプラン料金とは別に依頼量に応じた請求があるので、ツール代に人の翻訳まで含むと考えず、発注範囲を分けて確かめましょう。

出典:さぶみっと!「サイトを簡単・高品質に多言語対応『shutto翻訳』」

この契約形態が、すべての翻訳サービスに当てはまるわけではありません。自社の候補について、登録するページの数え方・上限を超えた時の扱い・解約後に残るものを確認すると、利用が増えた時や契約を変える時の追加負担も見通せます。

保守と翻訳更新の担当を分けておく

ホームページの保守契約があっても、翻訳原稿の作成や外国語の内容確認まで含むかは契約範囲によります。サーバーやプログラムを保つ仕事と、掲載内容を直す仕事を分け、翻訳を別会社に頼む場合は受け渡しの担当も明らかにしましょう。

その区分は、ホームページ保守会社へ頼める作業と契約範囲と照らすと、見積書へ質問しやすくなります。契約を終える時に必要な訳文・用語集・画像の元データ・管理権限についても、引き継げる範囲と作業費を先に尋ねておくと安心です。

ホームページの多言語化費用を抑えるなら翻訳対象を先に絞る

ホームページの多言語化費用を抑えるには、見てもらいたい人が判断に使うページから対象を決める方法があります。日本語サイトの全ページを一度に複製する前に、海外の取引先へ渡す案内なのか、検索から新しい問い合わせを受けたいのかを言葉にしましょう。

入口から問い合わせ先までをつなげる

海外の取引先へ自社を紹介するなら、会社紹介・主力製品やサービス・取引の条件・問い合わせ先を一組にする考え方です。会社紹介だけを訳して製品情報が日本語のままになると、相手が次に調べたい情報へ進めないので、入口と受け付け先の両方を用意します。

  • 誰に何を判断してもらうページかを決める
  • 対象言語と、問い合わせを受ける言語を合わせる
  • 先に公開するページと後で足すページを分ける
  • 日本国内向けの情報を外国語版へ載せるか決める
  • 公開後の原稿変更を集める担当を置く

たとえば日本語サイトは10ページ、最初に作る英語版は4ページという条件を仮に置けば、同じ4ページを対象にして各社へ見積もりを頼めます。
この時も、共通メニューや問い合わせ完了画面を作業対象へ含め、ページ数を減らすために、利用に必要な説明まで落とさないようにしましょう。

進め方小さく始めても、案内を途中で切らない

対象を絞る時は、閲覧する人が知りたい情報と、次に取る行動を残します。国内向けのお知らせまで一括で訳す必要があるかを見直し、更新を続けられる範囲から公開する方法を検討できます。

会社紹介の原稿を作る段階なら、会社概要の英語テンプレートと掲載項目を使い、社名の正式表記・事業内容・取扱商品を先にそろえると進めやすくなります。日本語原稿が確定してから翻訳に回せば、両方を同時に直し続ける手戻りも減らせるでしょう。

多言語サイトの見積もり依頼に添える一覧と文例

多言語サイトの制作料金を比べる準備は、ページごとに対象言語と更新条件を書き出すところまでで十分に始められます。完成した外国語原稿がなくても、今のURLと何を伝えたいかが分かれば、翻訳・制作のどこを依頼するかを相談できるためです。

ページごとに用意する一覧

ページ見積もりの条件運用の条件
会社紹介英語・原文量変更時に更新
製品紹介対象製品・図表仕様変更時
取引の案内対応国・用語条件変更時
問い合わせ画面・返信文内容変更時

この表は、自社の実際のURLと原稿に置き換えて使うひな形です。文字数がまだ数えられなければ「原稿未確定」と記し、本文以外の画像・PDF・共通メニューも別に列挙すると、制作会社が不足する作業を質問しやすくなります。

制作会社へ送る見積もり依頼文の例

文例対象範囲と更新まで含めて尋ねる

現在の日本語ホームページに英語版を追加したく、見積もりをお願いします。対象ページのURLと日本語原稿、英語にしたい画像・資料を添えますので、翻訳・ページ制作・公開前の確認を分けてご提示いただけますか。

問い合わせフォーム、完了画面、自動返信メールまで対応したいと考えています。既存の仕組みを使える範囲と追加の作業、訳文を確認する担当の分担も教えていただけると助かります。

公開後に日本語を変更した場合の翻訳・反映・確認の費用と、外部ツールを使う場合の利用料・上限・契約期間も知りたいです。予算と公開希望日は社内で調整中のため、先に公開する範囲を絞る案と、その後に追加する案に分けたご提案もお願いします。

依頼後に見積書が届いたら、「翻訳一式」「英語版追加一式」の内側で何が完成するかを照合します。特に、校正・画像加工・フォーム確認が別料金かどうかと、公開後の修正回数や最低発注額を確かめると、発注後に残る仕事が見えてきます。

公開希望日がある場合は、日本語の確定・翻訳の確認・画面の確認を順に置くことで、社内が判断する日も決めやすくなります。ホームページのリニューアル期間と社内準備の進め方も踏まえて、制作会社の作業日だけで日程を組まないようにしましょう。

要点見積もりでは作業と担当を同時に決める

料金の数字に加えて、原稿・訳文・掲載・公開後の更新を誰が受け持つかをそろえます。分担がはっきりすれば、社内に残る仕事も含めて発注を判断できます。

ホームページの多言語化費用でよくある質問

Q英語サイトの制作費用は、日本語サイトを複製するだけなら安くなりますか?

A英語サイトの制作費用は、共通のデザインや仕組みを流用できるかで変わります。ただし、翻訳・文字量に応じた画面調整・フォーム・検索向け設定の作業が残るため、流用する部分と追加する部分を分けて見積もってもらいましょう。

Qホームページを自動翻訳にすれば、制作費や更新料は不要ですか?

Aホームページの自動翻訳でも、ツールの設定・利用契約・訳文の修正・表示や動作の確認が必要になる場合があります。利用料と人が担当する作業費を分け、対象ページや翻訳量の上限も確かめます。

Qホームページ1ページの翻訳料金は、どこへ頼んでも同じですか?

Aホームページ1ページの翻訳料金は、原文の文字数や分野、確認する品質、依頼先の料金体系で変わります。「1ページ」がWebページなのか原稿の単位なのかを確かめ、最低料金と追加作業も含めて比較しましょう。

Q最初からホームページをすべての言語へ翻訳する必要がありますか?

Aホームページの対応言語とページは、相手に伝えたい情報や受け付け後の対応に合わせて決められます。最初は会社紹介・製品やサービス・取引条件・問い合わせ先をつなげ、公開後に更新できる範囲から始める方法があります。

Q日本語のホームページを更新すると、外国語版も変わりますか?

A日本語のホームページの更新が外国語版へ反映されるかは、採用する仕組みによります。自動反映する方式でも内容の確認は残るので、原稿変更の連絡先と、訳文・表示を確認する担当を決めておきます。

Q多言語サイトの見積もり前に、何を用意すればよいですか?

A多言語サイトの見積もり前には、今のURL、対象言語、翻訳する原稿・画像・資料、更新頻度を用意します。あわせて訳文の確認者と外国語の問い合わせ対応者を伝えると、依頼する仕事を分けやすくなります。

ホームページの多言語化は公開後に更新できる範囲から始める

ホームページの多言語化費用とは、翻訳に加えて、外国語で読めて問い合わせができる状態を作り、その内容を保つための費用です。原稿の量・作り直す範囲・更新の担当がそろうと、見積もりの金額に対応する仕事を読み取れるようになります。

着手今あるページを一覧にする

対象言語、翻訳する情報、次にしてほしい行動を添え、初期制作と公開後の更新を分けて見積もりを頼みましょう。

まずは会社紹介から問い合わせまでの対象URLを書き出し、後から追加する情報を分けると、依頼の範囲を具体化できます。その一覧に更新する頻度と確認者を添え、公開後も情報をそろえて保てるかまで確かめてから進めましょう。

確認合計額と一緒に、引き継げるものも残す

発注時は、訳文・用語の一覧・画像の元データ・管理権限をどこへ保管するかも決めます。制作後の更新や依頼先の変更に使える状態かを、契約の段階で確認できます。

弊社では、予算や多言語化したい範囲に合わせて進め方を調整しています。予算がまだ決まっていない場合も、今のホームページと伝えたい相手を出発点にご相談いただけます。