Facebookイベントのバナーは、横1920×縦1005pxを制作の目安にして、イベント名や日時を中心寄りへ配置すると原稿を組み立てやすくなります。サイズを合わせたうえで、小さく表示されたときにも読める情報量へ絞るのが制作の出発点です。
ただし、この寸法にそろえただけで、写真の主役や文字がどの画面でも欠けずに見えるとは限りません。通常のFacebookページ用カバーやチラシを、そのまま流用していないかも含めて、配置と書き出し後の見え方を点検しましょう。
Facebookイベントのバナーサイズは1920×1005pxを制作の目安にする
Facebookイベントのバナーを新しく作るなら、横1920×縦1005px、比率は約1.91:1から始める方法があります。
Canvaの日本語のイベント画像作成ページでは、この寸法に加えて1200×628px以上という目安も案内されています。
この数字はCanvaが案内する制作の目安であり、Metaが定める必須条件として示すものではありません。2026年10月15日に確認した案内をもとに原稿を用意し、実際の掲載画面で仕上がりを確かめてください。
出典: Canva「Facebookイベントページ画像を作成」のサイズ案内
幅と高さの比率をそろえて原稿を作る
比率の約1.91:1とは、高さ1に対して横幅が約1.91ある横長の形です。
1920×1005pxと1200×628pxはほぼ同じ形なので、既存素材を使う場合も、まず幅と高さの組み合わせを見ます。
イベント画像を作る際の寸法の見方
| 制作寸法 | 縦横比 | 使う場面 |
|---|---|---|
| 1920×1005px | 約1.91:1 | 新規制作の目安 |
| 1200×628px | 約1.91:1 | 既存原稿の確認 |
| 1920×1080px | 16:9 | 配置を見直す |
たとえば1920×1080pxの原稿は16:9なので、1920×1005pxとは縦方向の余裕が異なります。これを使う場合は、上下を調整しても日時や写真の主役が残るかを見てから、イベント用として書き出し直すとよいでしょう。
注意同じFacebookでも掲載する場所を分ける
Facebookイベントのカバー写真、通常ページのカバー写真、広告では、用途ごとに原稿を用意します。似た名前のテンプレートを選んだときほど、幅・高さと用途名をセットで確かめてください。
通常ページ向けに851×315pxで作ったカバーが手元にあっても、イベント用へ画像全体を引き伸ばすと、写真や文字の形が崩れます。通常ページ側の見え方も直したい場合は、Facebookカバー写真のサイズと安全領域の考え方と分けて作業すると混同を防げます。
Facebookイベントのバナーは文字と写真の役割を分けて配置する
Facebookイベントのバナーに入れる文字は、何の催しで、いつ、どこで参加できるかを短く伝えるものから選びます。写真には会場や体験の雰囲気を担わせ、細かな案内を説明文へ分けると、文字を大きく置く余地が生まれます。
画像に残す情報と説明欄へ回す情報を決める
たとえば体験会なら、イベント名・開催日と開始時刻・地域やオンライン開催の別を先に決めます。詳しい住所や持ち物まで画像に詰め込むと、参加を判断する前に読まなければならない文字が増えてしまいます。
バナーで伝える
説明文で確かめてもらう
この分担を決めたら、画像に載せた日時や会場名も、イベント情報や説明文へ文字で記載します。画像だけに情報を閉じ込めず、読む人が必要な案内をテキストでも確かめられるようにしておきましょう。
また、申込が必要な催しなら、どの手続きで参加が確定するのかを説明文と申込先で明示します。主催者が申込フォームで受け付ける場合は、Facebook上の反応だけで受付完了だと受け取られない案内が必要です。
写真の主役を決めてから文字の場所を作る
写真は、イベントで実際に見たり体験したりできる内容に合うものを選びます。商品が主役なら商品、制作体験なら手元の作業など、伝える対象を決めてから切り取る範囲を調整するのが順番です。
その写真の中で顔や商品に文字を重ねずに済む場所を探し、背景が込み入っている場合は文字の背面に落ち着いた色面を敷きます。白い文字を写真へ直接載せるだけで済ませず、明るい部分に重なって消えていないかも見てください。
原稿例画像に載せる案内を短くした例
はじめての木工体験会
11月21日14:00から
東大阪・会場開催
架空イベントの原稿例です。会場の詳しい住所、対象年齢、申込方法などは説明文へ記載する想定で、実在の催しや開催実績を示すものではありません。
この例のように名前と日時が短く収まれば、写真の主役を見せながら文字の周囲にも余白を残せます。商品写真そのものの見せ方から準備する場合は、商品画像の背景・文字入れと撮影指示の作り方も素材選びの参考になります。
Facebookイベントのカバー写真で文字切れ・読みにくさを防ぐ
Facebookイベントのカバー写真は、重要な文字と写真の主役を中心寄りへ置き、周囲に余白を残す配置から調整します。セーフゾーンは「文字や顔などを切られにくい場所へ集めるための目安」と考え、固定の範囲だけで合否を決めないでください。
端の文字を内側へ移し、縮小した画像で読む
具体的には、イベント名の先頭と末尾、日付、開始時刻、人物の顔、ロゴが画像の端へ近づいていないかを見ます。ここで情報が多すぎると感じたら、文字を小さくして押し込む前に、説明文へ回せる内容を選び直しましょう。
余白を作れても、制作画面を拡大した状態で読めるだけでは十分ではありません。一度画像を小さく表示して、イベント名と日時が無理なく読めるかまで確かめます。
説明用に、幅1920pxの画像を幅384pxへ縮小する場合を考えると、横幅は1/5になり、元画像で100pxの文字は20px相当になります。
これは縮小の計算例であり、Facebookの表示幅や必須の文字サイズを示す数字ではありません。
このように小さくなったとき、細い書体や長い副題から読みにくくなるなら、書体の太さを変えたり副題を短くしたりして調整できます。Adobe Expressのイベントバナーの案内でも、小さな文字や背景とのコントラスト不足、情報の詰め込みが読みにくさの要因として挙げられています。
出典: Adobe Express「イベントバナーの作り方」の文字・情報量の注意点
見え方の症状ごとに直す場所を分ける
| 困っていること | 先に見る箇所 | 直し方 |
|---|---|---|
| 文字が欠ける | 端との距離 | 中央寄りへ移す |
| 文字が小さい | 情報量と字の太さ | 副題を短くする |
| 写真がぼやける | 元写真の大きさ | 原本から書き出す |
| 写真が縦に伸びる | 拡大時の縦横比 | 比率を保って配置 |
| 日時が違っている | 画像と説明文 | 両方を修正する |
たとえば写真のぼやけは、小さな画像の幅だけを1920pxへ増やしても、元の細部が戻るわけではありません。写真の原本を探し直すか、写真を大きく使いすぎない配置へ変更するほうが、原因に合った対応です。
注意中央へ置いても表示確認は省かない
中央寄りの配置は制作上の予防策ですが、どの表示場所でも切れない保証にはなりません。カバー全体が見える画面と、小さな画像として見える画面の両方を確認できる範囲で点検します。
Facebookイベントのバナーを書き出して設定するまでの流れ
Facebookイベントのバナーは、原稿を作る、画像に書き出す、掲載した見え方を確かめる順に仕上げます。CanvaやAdobe Expressなど、使っている編集ツールが違っても、確認する内容は共通です。
保存形式と元データを分けて保管する
書き出す形式は、写真が中心ならJPEG、文字やロゴの輪郭を重視するならPNGを候補にします。Adobeの画像作成チュートリアルもこの使い分けを勧めていますが、仕上がりは素材で変わるため、保存した画像を開いて見比べましょう。
出典: Adobe「Facebookカバー写真を作成する方法」の画像保存の説明
このとき、元からぼけたJPEGをPNGで保存し直しても、失われた細部は復元できません。画像の品質を見直す場合は、写真の原本と編集可能な原稿から書き出し直してください。
納品用の画像とは別に、文字・写真・ロゴの位置を変更できる元データも残します。開催日が変わった際に、完成画像の上から新しい日付を重ねる作業を避けられるためです。
設定後は主催者の画面だけで判断しない
Facebook側でカバー写真を設定するときは、利用中のイベント編集画面にある画像の追加・変更項目から作業し、表示されたプレビューで切り取り位置を見ます。変更の項目を見つけられない場合は、対象イベントを編集できるアカウントかどうかも確かめましょう。
設定を終えたら、編集画面で見えた画像と、案内を見る人の画面での見え方を分けて確認します。告知を広げる前に、スマートフォンとパソコンで閲覧できる範囲を見比べ、次の項目を点検します。
- イベント名・日付・開始時刻が読めて、端で欠けていない
- 写真の主役や人物の顔、ロゴに不自然な切り取りがない
- 画像とイベント情報・説明文・申込先の日時や条件が一致している
- 画像内の細かな案内が読めなくても、説明文で必要な情報を確かめられる
広告にも使う予定なら、イベントのカバー写真で問題がなくても、広告の掲載面ごとに調整します。広告用の比率や配置はMeta広告の画像サイズと使い分けを別に確認し、入稿時のプレビューで見切れを確かめてください。
既存バナーのサイズ変更を頼むときに伝える情報
Facebookイベントのバナーを制作担当へ依頼する場合は、用途・制作寸法・残したい情報・使える素材をまとめて伝えます。「Facebook用に直してください」だけでは通常ページのカバーや広告と区別しにくいため、イベントのカバー写真だと明記すると意図が伝わります。
制作担当へ渡せる依頼文の例
依頼文Facebookイベントのカバー画像への調整
Facebookイベントのカバー写真として使う画像を、横1920×縦1005pxを目安に作成してください。通常ページのカバーや広告とは別の原稿としてお願いします。
画像には「はじめての木工体験会」「11月21日14:00から」「東大阪・会場開催」を載せ、イベント名と日時を中心寄りに配置してください。細かな住所・参加条件はイベント説明文へ記載します。
利用許諾を確認した木工作業の写真とロゴを提供します。写真の主役に文字を重ねず、小さな表示でも読める大きさで調整をお願いします。
書き出した画像に加えて、日時や配置を修正できる元データも共有してください。Facebookへの設定と最終の表示確認は弊社で行います。
この依頼文のイベント名・日時・地域・素材の有無は架空の条件なので、自社の開催内容へ置き換えて使います。画像を作る担当とFacebookへ設定する担当が違う場合は、誰が最後の表示を確認するかまで決めておきましょう。
とくに開催内容を変更したときは、元画像を直しただけで作業完了にせず、掲載済みの画像と説明文も更新します。申込ページや別の告知投稿があるなら、同じ変更が必要な場所も一緒に洗い出します。
こうした告知全体の情報をそろえる作業は、画像の見栄えと並んで参加前の迷いを減らす土台になります。予約ページとSNSの告知内容をそろえる考え方も、申込先までの案内を点検する際に役立ちます。
Facebookイベントのバナーサイズに関するよくある質問
QFacebookイベントのバナーサイズは何pxで作ればよいですか?
AFacebookイベントのバナーは、1920×1005pxを制作の目安にできます。Canvaが案内する寸法で、1200×628pxもほぼ同じ約1.91:1の比率ですが、掲載後の見え方は別途確認します。
QFacebookイベントの画像は1920×1080pxでもよいですか?
A1920×1080pxは16:9なので、1920×1005pxとは比率が異なります。既存画像を使う場合は上下を調整しても文字や写真の主役が残るかを見て、イベント用の原稿として書き出し直しましょう。
Q通常のFacebookカバー写真をイベントにも使えますか?
A通常ページのFacebookカバー写真は、イベント用と用途を分けて調整します。完成画像全体を引き伸ばすより、元の写真・文字・ロゴをイベント用キャンバスへ再配置する方法が向いています。
QFacebookイベントの文字が切れる場合はどこを直しますか?
AFacebookイベントの文字が切れる場合は、まず文字と画像の端との距離を見て、重要な情報を中心寄りへ移します。固定の安全領域だけで判断せず、利用できる端末や表示場所で確認してください。
QFacebookイベントのカバー写真はPNGとJPEGのどちらがよいですか?
AFacebookイベントのカバー写真は、文字やロゴの輪郭を重視するならPNG、写真主体ならJPEGを候補にします。素材によって仕上がりが変わるため、書き出した画像で読めるかを判断します。
Q日時や会場はバナー画像だけに載せればよいですか?
A日時や会場は、バナー画像に加えてイベント情報や説明文にも文字で記載します。開催内容を変更する際は画像・説明文・申込先を一緒に更新し、異なる案内を残さないようにします。
QFacebookイベントのバナーを広告やInstagramへ流用できますか?
AFacebookイベントのバナーを別の掲載先へ流用する場合は、それぞれの比率や表示枠に合わせて文字と写真を調整します。イベント画面だけで判断せず、広告は入稿プレビューでも確認しましょう。
告知を始める前に画像とイベント情報をそろえる
Facebookイベントのバナーは、催しの内容と日時を短く伝え、詳しい案内へつなぐカバー画像です。制作寸法の1920×1005pxを出発点に、文字・写真・余白を調整してから、掲載した画面で確認するところまで進めましょう。
確認原稿と掲載画面の両方で仕上げる
原稿では用途・寸法・文字量をそろえ、掲載画面では見切れと読みやすさを見ます。そのうえで日時・場所・申込方法が説明文や申込先と一致していれば、案内を広げる準備が整います。
もし文字を絞る段階で迷ったら、最初の画面で伝える情報を絞る考え方を使い、参加を判断するために最初に知ってほしいことから並べ直してみてください。

