年末年始のSNS挨拶は、お客様へのお礼と、次に利用できる日時を一緒に伝えると書きやすくなります。「今年もありがとうございました」だけで終えると、年明けにいつ来店できるのか、問い合わせにいつ返事が来るのかが分かりません。
企業の落ち着いた挨拶、店舗の親しみのある挨拶、短く載せたい時の文例から、自社の語調に合うものを選びましょう。年末・新年・営業再開日で伝える内容を変えれば、同じお礼を繰り返すだけの投稿にもなりにくくなります。
年末年始のSNS挨拶は、お礼と営業予定を一緒に伝える
年末年始のSNS挨拶には、感謝、営業予定、お客様が次にできることの順で情報を入れます。丁寧な季節の言葉を増やすより、読む人が来店や連絡の予定を決められる具体性を残すことが、この順番のねらいです。
要点挨拶の後に、次に利用できる日時を添える
年末はその年のお礼、新年は今年の挨拶を中心にし、どちらにも必要な営業案内を添えます。休業中に投稿する時は、営業再開と返信再開の日時までそろえましょう。
例文を使う前に、日付と対応範囲を決める
以下の例文は、2026年末から2027年始にかけての仮の営業予定を使っています。
最終営業日は2026年12月28日(月)、休業期間は12月29日(火)〜2027年1月3日(日)、再開は1月4日(月)10時という設定で、実在する会社や店舗の予定ではありません。
使う時は、年・日付・曜日・時刻を自社の予定に置き換えてください。企業や店舗によって休業日は異なるため、ネットで見つけた日程をそのまま使わず、電話・DM・問い合わせフォームの対応も合わせて決めます。
この予定をまだホームページへ載せていないなら、先に詳しい案内を用意するとSNSの文を短くできます。ホームページに載せる年末年始休業のお知らせ例文で、休業中の受付と再開後の対応をそろえてから、SNS用の挨拶へ移すと進めやすいでしょう。
年末のSNS挨拶に使える例文
年末のSNS挨拶は、お客様との関わりに対するお礼を最初に置きます。このお礼を来店への感謝にするか、取引や注文への感謝にするかを選ぶと、定型文に自社らしい内容を足せます。
企業向け:取引先やお客様へ落ち着いて伝える
例文企業の年末挨拶
本年も弊社をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。お客様、お取引先の皆様に支えていただきましたこと、心より感謝申し上げます。
弊社は2026年12月29日(火)〜2027年1月3日(日)を年末年始休業とし、1月4日(月)10時より営業を再開いたします。休業中にいただいたお問い合わせには、営業再開後に順次お返事いたします。
来年も皆様のお役に立てるよう取り組んでまいります。どうぞよいお年をお迎えください。
この文の「ご愛顧」は、普段の発信が少し柔らかい企業なら「いつもご利用いただき」へ変えられます。その際、お礼の対象を取引先まで含めるかは実際の読者に合わせ、存在しない実績や、公開できないお客様の名前を加えないようにしましょう。
店舗向け:来店への感謝と休業期間を伝える
例文店舗の年末挨拶
今年も当店に足を運んでいただき、ありがとうございました。お客様とお会いできた一年に、心より感謝いたします。
年内は2026年12月28日(月)18時まで営業し、12月29日(火)〜2027年1月3日(日)はお休みをいただきます。新年は1月4日(月)10時から営業いたします。
休業中のDMには、営業再開後に順次お返事いたします。来年もご来店をお待ちしております。
店舗では、年内の最終受付と、年明けの開店時刻が分かると利用の予定を立ててもらえます。ただし、閉店時刻より早く予約受付やラストオーダーを終える場合は、その時刻も追記し、「18時まで営業」を受付締切と取り違えられないようにします。
また、通販を併設している店舗は、注文を受け付ける日と商品を発送する日も分けてください。挨拶に発送条件を全部詰め込むと読みにくいため、ECサイトの年末年始のお知らせ例文を使って詳しい案内を用意し、SNSではその確認先を示す方法が向いています。
短文版:お礼と営業再開日を残す
例文短く載せたい時の年末挨拶
今年もご利用いただき、ありがとうございました。
年内は2026年12月28日(月)まで、新年は2027年1月4日(月)10時から営業いたします。休業中のお問い合わせには、再開後に順次お返事いたします。
どうぞよいお年をお迎えください。
短文にする時は、長い季節の前置きより、再開日時を優先して残します。ただし、休業期間や店舗別の予定が本文だけで分からない場合は、営業案内の投稿やページへ進めるようにし、挨拶だけで詳しい案内を済ませないことが前提です。
新年のSNS挨拶と営業再開を知らせる例文
新年のSNS挨拶では、年が明けたことと、営業を始めたことを分けて伝えます。たとえば、元日に投稿しても店舗や窓口が休業中なら、その状態を一緒に知らせると、お客様が来店や返信を待つ時に迷いません。
休業中の新年挨拶:まだ利用できない日時を明示する
例文新年を迎えた時の挨拶
あけましておめでとうございます。
昨年は当店をご利用いただき、ありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年の営業は2027年1月4日(月)10時からです。1月3日(日)までは休業のため、DMへのお返事も営業再開後に順次行います。
皆様とお会いできることを楽しみにしております。
このように再開前の投稿には、「本日より営業」と書かず、実際に利用できる日時を入れます。電話受付だけ先に始める場合も、店頭営業と受付を分ければ、お客様がどちらのサービスを使えるか判断できます。
年末
その年のお礼と休業予定を伝える
新年・休業中
新年の挨拶に営業再開日を添える
営業再開日
今日から利用できる内容を伝える
店舗の営業再開日:今日の営業時間を伝える
例文営業を再開した日の店舗挨拶
本日2027年1月4日(月)10時より、新年の営業を再開いたしました。
本年も当店をよろしくお願いいたします。
本日は18時まで営業しております。休業中にいただいたDMには順次お返事いたしますので、少々お待ちいただけますと幸いです。
皆様のご来店をお待ちしております。
再開日の文には、今日の閉店時刻と、利用できる内容を入れると行動につながります。初売りや特別メニューを載せるなら実施が決まった内容だけを足し、準備中のサービスを、すでに利用できるように案内することは避けましょう。
企業の営業再開日:問い合わせ対応も始まることを伝える
例文企業の営業再開の挨拶
新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
弊社は本日2027年1月4日(月)10時より通常業務を再開いたしました。休業中にいただいたお問い合わせには、順次対応しております。
本年もお客様のご要望に丁寧に向き合ってまいります。引き続きよろしくお願いいたします。
この文の「通常業務」は、窓口も作業も通常どおりに戻る企業を想定した表現です。この条件に合わず、一部の窓口や出荷業務だけ開始日が違うなら、すべて再開したと読める言葉を使わず、「電話受付を再開しました」など対応範囲を具体化してください。
例文の「本日」は、実際の公開日と営業再開日が同じ時にだけ使います。これに対して、事前の予告投稿なら「1月4日(月)10時から再開します」と未来の言い方へ変え、予約投稿が翌日へずれた時にも日付を見直しましょう。
SNSごとに挨拶文の長さと案内先を整える
SNSごとの年末年始の挨拶は、お礼と営業予定という内容を共通にし、見せ方を調整します。この調整で媒体ごとに営業日を別々に書き直すと誤りが入りやすいため、日程の原稿は一つにそろえる進め方をおすすめします。
Instagram:画像のお祝いと、本文の営業案内を分ける
Instagramでは、画像に短い挨拶、本文に具体的な営業予定を置くと内容を分担できます。その画像を見た人にも再開日が分かるよう日付を添え、返信条件や店舗別の営業時間など長い情報は本文や詳しい案内先へ回します。
画像に残す
本文・案内先で伝える
案内先をプロフィールに用意した場合は、「プロフィールの営業案内からご確認いただけます」のように、置いた場所を具体的に伝えます。画面で使えるリンクの場所や表示を確認し、本文にURLを書いただけで、読者が進めると思い込まないようにしてください。
普段から動画を使っているなら、年内の写真を振り返る投稿も選択肢ですが、挨拶のために動画制作を増やす必要はありません。リールとフィードの使い分けに照らして、営業案内を読んでもらう目的に合った形式を選びましょう。
X:短文に絞り、休業案内を見つけられる状態にする
Xの挨拶文は、お礼と再開日時を短くまとめる方法が使えます。詳しい営業予定を別のポストに載せるなら、プロフィールへの固定を使い、訪れた人が休業案内を見つけられる状態にします。
ただし、固定していた休業案内が再開後も残ると、いまの状況が伝わりにくくなります。営業再開日の確認作業に固定の解除や差し替えも加え、年始の挨拶だけを更新して終えないようにしましょう。
LINE公式アカウント:年始配信と「あいさつメッセージ」を区別する
LINE公式アカウントで既存の友だちへ年始の挨拶を送る時は、「メッセージ配信」で季節の案内を用意します。一方、機能名の「あいさつメッセージ」は友だち追加時に送るものなので、年始のお礼を入れるだけで、既存の友だち全員へ届く機能ではありません。
この違いを踏まえ、配信する文面と、休業中に話しかけられた時の返信を別に準備してください。年始の配信で「お問い合わせはDMへ」と案内するなら、担当者が対応する日や、自動で休業案内を返す設定まで一緒に整えます。
注意全媒体で同じ投稿回数にそろえない
年末・新年・再開日をすべて配信するかは、普段の発信頻度と伝える情報で決めます。役割が重なる挨拶だけの投稿を増やすより、お客様に必要な営業案内を残しましょう。
年末年始のSNS挨拶はいつ投稿する?
年末年始のSNS挨拶は、自社の最終営業日と再開日を軸に投稿日を決めると運用へ落とし込めます。そのため、大みそかや元日に出すことを一律の決まりにせず、その投稿を見たお客様が何を判断するのかから日を選びます。
休業案内を先に出し、挨拶は営業の節目に合わせる
来店や注文を早めに計画するお客様がいるなら、休業期間のお知らせは挨拶より前に出す方法が向いています。年末の挨拶まで日程を伏せたままにすると、休業前に連絡したかった人へ案内が間に合いません。
投稿の役割を営業予定に合わせる
| 場面 | 伝えること | 判断の基準 |
|---|---|---|
| 休業前 | 休業期間 | 利用予定に先行 |
| 最終営業日 | 年末のお礼 | 再開日時を併記 |
| 新年 | 新年の挨拶 | 休業中か明示 |
| 営業再開日 | 今日の営業 | 受付条件を更新 |
この表は4回の投稿を義務づけるものではありません。元日は担当者が確認できず、再開日に一度で挨拶と営業情報を伝えられるなら、年始の投稿をまとめる判断もできます。
予約投稿は、公開前に状況を見直せるようにする
LINEのメッセージ配信には日時を指定する機能がありますが、予約すれば指定時刻どおりに必ず届くとは限りません。
公式マニュアルにも混雑などによる遅れが案内されているため、配信予約後はメッセージリストの「配信予約中」で日時と内容を見て、想定の条件になっているか確かめます。
予約した後に休業予定の変更や災害などが起きた場合は、お祝いの表現や営業案内がそのまま出てよいかを見直します。
休暇中に全員が対応する体制を組む必要はありませんが、変更判断をする人と予約を取り下げる人は事前に決めておきましょう。
投稿前と営業再開日に確認すること
年末年始の挨拶文ができたら、本文・画像・案内先を同じ営業予定表と照合します。文章を丁寧に直した後に日付だけ変更すると食い違いが残るため、最後は見た目の完成形で確かめます。
年・曜日・時刻と、リンク先の案内をそろえる
- 年末の年と、新年の年を取り違えていない
- 最終営業日・休業期間・再開日時が予定表と一致している
- 画像と本文で同じ営業再開日を示している
- 店舗・窓口ごとの例外を区別している
- 案内先に古い営業日や受付条件が残っていない
この確認では、「1月4日から」と「1月4日10時から」の違いも見落とさないようにします。日付が一致していても利用できる時刻が分からなければ、来店や電話の予定を決められないからです。
店舗の案内では、SNSやホームページに加え、Google検索・マップの表示も別に見直してください。Googleビジネスプロフィールには特別営業時間の設定があり、SNSの投稿だけで地図の営業日を整えたつもりにならないことが大切です。
休業日数によって設定の判断が変わるため、詳しい操作はGoogleビジネスプロフィールの臨時休業の設定も参照し、自店の日程に合った表示へそろえましょう。
DMの受付、返信、予約成立を分けて書く
休業中もメッセージを受け付けるなら、受け付けた時点で担当者が対応しているように見せないことが必要です。「お問い合わせを受け付けています」に加え、返信の再開日を示すと、送信後の待ち方まで伝えられます。
返信日と予約条件が不明
予約が決まる条件も明記
たとえば、担当者からの連絡で予約を確定する店舗なら、「DMをお送りいただいた時点では予約は確定しません。営業再開後に空き状況を確認し、ご連絡いたします」と案内できます。自動で予約が確定する仕組みを使う店は、その実際の条件に合わせて文を変えてください。
LINEで休業期間の自動返信を使う場合は、期間指定、応答設定、応答メッセージの利用中状態をセットで確認します。本文を保存しただけでは応答メッセージが利用中にならず、期待どおりの返信にならないことがあるため、設定した期間と現在の応答状況まで見ておきましょう。
出典: LINEヤフー「応答メッセージ」
営業を再開したら、休業中の表示を片づける
営業再開日は、新しい挨拶を出す作業と、古い休業案内を戻す作業を一緒に予定へ入れます。固定ポスト、プロフィールの案内、自動返信、ホームページの目立つ休業表示を見直せば、過去の投稿が残っていても現在の営業状況を伝えやすくなります。
確認休業案内を残す場所と、更新する場所を分ける
過去のお知らせは日付つきで残せますが、現在の営業状態を示す固定表示や自動返信は再開後の内容へ戻します。年始の投稿だけを増やし、休業中の受付条件を残さないようにしましょう。
よくある質問
Q年末のSNS挨拶は大みそかに投稿すべきですか?
A年末のSNS挨拶は、自社の最終営業日を軸に決められます。大みそかまで休業日程を知らせないと利用予定に間に合わないため、必要な休業案内は先に出しましょう。
Q新年の挨拶は営業再開日でもよいですか?
A新年の挨拶は、営業再開日に営業情報とまとめて投稿する方法もあります。元日に投稿する場合は、まだ休業中か、いつ利用できるかを一緒に伝えてください。
Q企業の年末年始の挨拶に絵文字を使ってもよいですか?
A企業の年末年始の挨拶では、普段の発信と同じ語調に合わせて絵文字の使用を決めます。日付や受付条件が読みにくくなるほど装飾を増やす必要はありません。
Q年末と年始で同じSNS挨拶文を使えますか?
A年末と年始のSNS挨拶文は、役割に合わせて変えましょう。年末はその年のお礼、年始は新年の挨拶と営業再開の案内を中心にすると、同じ内容の繰り返しを避けられます。
QLINEの「あいさつメッセージ」で年始の挨拶を配信できますか?
ALINEの「あいさつメッセージ」は、友だち追加時に送る機能です。既存の友だちへ年始の挨拶を届けたい場合は、「メッセージ配信」で季節の案内を用意します。
Q休業中もDMを受け付けてよいですか?
A休業中もDMを受け付ける場合は、返信を再開する日を明示してください。DMの送信だけで予約が成立するかどうかも、実際の受付方法に合わせて伝えます。
次の投稿に使う例文と営業予定をそろえる
年末年始のSNS挨拶は、お客様への感謝と、次に利用できる営業予定を伝える案内です。年末・新年・営業再開日の例文から目的に合うものを選び、日付と受付条件を同じ予定表で確認すれば、投稿ごとに文面を考え直す負担も減らせます。
準備文例を一つ選び、営業と返信の予定を入れる
まずは最終営業日、休業期間、営業再開日時、返信再開日をそろえ、使う例文へ反映してください。その後で画像と本文、案内先の表示を照合し、再開日に古い休業表示を戻す作業まで予定に入れましょう。

