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ロリポップの「ドメイン有効期限のお知らせ」は詐欺メール?正規の更新通知との見分け方

ロリポップの更新通知を契約で確かめる

ロリポップを名乗る「ドメイン有効期限のお知らせ」というメールについては、同じ件名の不審メールを公式が確認しています。突然の停止を避けたいと感じても、まずメールのリンクを使わず、自社の契約状況を確かめるところから始めてください。

その際は、サーバーの契約終了日と、独自ドメインの有効期限を別々に確認すると、更新が必要な契約を取り違えずに済みます。すでに開封や情報入力をしてしまった場合も、何をしたかによって対応先が変わるため、手元の操作状況を分けて考えましょう。

ロリポップの「ドメイン有効期限のお知らせ」は公式が不審メールとして注意喚起

ロリポップは2026年10月2日付の注意喚起で、「ドメイン有効期限のお知らせ」という件名の不審メールを掲載しています。掲載されたような内容は同社から送信していないと案内しており、メール内のURLや連絡先を利用しないよう呼びかけています。

掲載例は、ドメインの期限が切れていると伝え、サイトやメールが利用できなくなるという説明から更新ボタンへ誘導する内容です。こうした文面を受け取った場合は、そのボタンから支払い・ログインへ進まないでください。

出典: ロリポップ公式「【注意喚起】当サービスを騙った不審なメールに引き続きご注意ください」(2026年10月2日)

要点不審メールの確認と、契約更新の確認を分ける

公式掲載例に一致するメールへの対応と、自社の契約を期限内に更新することは別々に進めます。不審な導線を使わず、正規の管理画面で必要な手続きを確かめてください。

ただし、件名だけを見て全ての更新通知を詐欺と決めることはできません。自社の契約が本当に更新時期を迎えている場合もあるので、疑わしいメールを避けながら、必要な更新まで放置しないことが大切です。

ロリポップの更新メールを受け取ったら、公式の契約画面で照合する

ロリポップの更新メールを受け取った時は、受信画面を離れ、普段の公式サイトから契約を調べる方法を選びます。
メールに載っているリンクや電話番号を確認経路にすると、問い合わせ先まで偽物だった場合に同じ誘導へ戻ってしまいます。

ボタンを使わない
→
サーバーとドメイン
→
正規画面から進める
通知の真偽と更新の要否を、一度に決めない

サーバーの契約終了日と支払い状況を確認する

まず、既存のブックマークや、ブラウザのアドレスバーに自分で入力した公式トップページからロリポップのユーザー専用ページへログインします。
公式マニュアルでは「サーバー契約・お支払い」を開き、「ご契約内容一覧」の「お支払い」から次回契約を確認する流れが示されています。

この画面で対象の契約、契約終了日、次回契約と入金・請求状況を照合し、メールに書かれた対象と一致するかを見ます。複数のサイトを管理している場合は、別の契約の入金を見て安心しないよう、対象のアカウントもそろえてください。

正規のサーバー更新案内は契約終了日の約10日前に送られる「契約更新のお知らせ」として説明されています。ただし、この時期や件名はサーバー契約の案内であり、全てのドメイン更新メールにそのまま当てはめる基準ではありません。

出典: ロリポップ公式マニュアル「契約更新方法」

独自ドメインの契約先でも有効期限を確認する

次に、独自ドメインを取得した会社の管理画面で、ドメインそのものの有効期限と更新状況を確認します。サーバーがロリポップでもドメインの契約先は別の場合があるため、取得時の請求書や契約台帳で管理先をたどってください。

ムームードメインで管理している場合は、ムームードメインのコントロールパネルへ正規の経路から入り、該当ドメインを確認する方法です。取得を制作会社へ任せている場合も、「ロリポップを使っています」という回答だけで終えず、ドメインの契約先と期限まで聞きましょう。

両方を確認して更新が必要と分かったら、メールのボタンへ戻らず、管理画面から手続きします。通知と画面の情報が合わない場合は、支払いを進める前に公式サイト内のサポートへ問い合わせてください。

ロリポップの正規通知となりすましメールを見分ける確認項目

ロリポップのなりすましメールは、宛先・差出人・文面・契約状況を組み合わせて確認します。いずれか一つが本物らしく見えても、他の確認を省略しないのが基本です。

登録した連絡先へ届いているかを見る

ロリポップ公式ヘルプによると、同社のお知らせはアカウントに登録された連絡先メールアドレス宛に送られます。
登録アドレスはユーザー専用ページの「ユーザー設定」→「お客様情報変更」で確認できるので、受信した宛先と比べてください。

たとえば、問い合わせ用のinfoアドレスへ届いていても、そのアドレスを契約の連絡先に登録していなければ、公式ヘルプでもなりすましの可能性が非常に高いとされています。一方、登録済みの宛先へ届いたことだけで本物と確定しないようにし、契約画面との照合も続けます。

出典: ロリポップ公式ヘルプ「ロリポップを騙ったなりすましメールの見分け方や注意点」

差出人名やリンクの見た目を信用しすぎない

差出人名にロリポップと表示され、メールアドレスが公式らしく見えても、送信元の表示だけでは真偽を確定できません。警察庁は、送信元名称やメールアドレスの偽装が可能で、メール内のリンクも見た目からの判定が難しいと説明しています。

そのため、リンク先にサービス名が含まれているかを調べてから押す方法より、自分で公式サイトを別に開く方法を選びます。
スマホでリンク全体が見えない時も、確認のためにタップして確かめる必要はありません。

出典: 警察庁「フィッシング対策」

表示だけで決める
社名・ロゴ・差出人が似ているので、メールのボタンから進む
VS
契約で確かめる
正規の管理画面を別に開き、対象・期限・支払い状況を照合する

本文の対象と、実際の請求が一致しているかを見る

メールに具体的なドメイン名や請求内容がなく、停止や失効だけを強く訴えているなら、何の契約を、いつまでに、どこで更新する案内なのかを確認します。
正しい自社ドメイン名が書かれている場合も、その文字列だけで送り主まで確認できるわけではありません。

また、日本語の不自然さは手掛かりになりますが、自然な文章のメールもあり得るので、読みやすい文章だから安全とは決めないこと。社名や著作権表示を含め、見た目の整い方より、自社の契約と整合するかを優先しましょう。

  • 登録連絡先と受信した宛先を比べた
  • 対象のサーバー契約とドメイン名を確かめた
  • 管理画面で期限と入金・請求状況を照合した
  • 不一致がある場合は正規のサポートへ問い合わせる

ロリポップのサーバー更新とドメイン更新を混同しない

ロリポップでサイトを動かしている場合も、サーバーはデータを置く場所、独自ドメインはサイトの名前・アドレスとして、確認する契約を分けます。
両者の管理先が分かれていれば、サーバーの支払い済み表示だけでドメインの更新まで完了したとは判断できません。

サーバー契約

データを置くサービス
ロリポップの契約画面
終了日と支払いを照合

独自ドメイン契約

サイトの名前・アドレス
ドメイン管理会社の画面
有効期限と更新を照合

たとえば制作会社がドメインを管理し、経理担当者がサーバーの請求だけを処理しているなら、経理の支払い完了をドメイン更新完了と扱わないよう、制作会社の確認結果も受け取ります。

二つの契約で記録する項目

確認対象サーバードメイン
契約先ロリポップ取得・管理会社
期限契約終了日ドメイン有効期限
更新結果次回契約・入金更新後の期限
担当支払い担当ドメイン管理担当

このように契約先・期限・更新結果・担当を一緒に記録すると、次の通知でも確認先を探す手間が減ります。自動更新を設定している契約も、設定済みという確認で終わらせず、期限や決済結果まで確かめる運用にしてください。

ドメインを誰の名義で管理しているか分からない場合は、会社のドメイン管理で確認する項目も参考にしながら、管理先と社内の責任者を確定させましょう。

ロリポップの不審メールを開いた・情報を入力した場合の対応

ロリポップの不審メールを操作してしまった場合は、開封だけか、リンクへのアクセスか、情報入力やインストールまで行ったかで対応を分けます。
焦って新しい操作を重ねるより、行ったことを順に書き出し、該当する窓口へ伝えてください。

開封・アクセス

情報入力やインストールの有無を確かめ、追加操作を止める

認証情報の入力

正規サービスでパスワードを変更し、使い回し先も確認

カード情報の入力

カード会社の正規窓口へ、入力した情報と日時を伝える

アプリ等の導入

会社の管理担当へ報告し、端末の確認を依頼する

メールを開いただけ・リンク先を見ただけの場合

メールの開封だけで、直ちにアカウントが乗っ取られたと決まるわけではありません。IPAは、リンク先を開いた場合も情報入力やアプリのインストール等をしていなければ、基本的に被害は発生しないと案内しています。

この条件に当てはまるなら、画面を閉じ、追加の入力や添付ファイルの操作を止める対応です。ただし、何かを入力したか思い出せない、アプリやファイルを実行した、不審な動きがあるという場合は、アクセスだけと同じ扱いにせず社内の管理担当へ報告してください。

出典: IPA「インターネットサービスへの不正ログインによる被害が増加中」(2025年8月28日公開)

ID・パスワードを入力した場合

入力したID・パスワードは、その認証情報を使う正規サービスで速やかに変更してください。ロリポップの契約アカウントなのか、独自ドメインのメールアカウントなのかを分け、漏れた情報に対応するパスワードを変更します。

さらに、同じID・パスワードの組み合わせを別サービスでも使っていた場合は、使い回し先の変更も必要です。ログインできなくなっている場合は偽ページで試行を続けず、公式サイト内のアカウント復旧・サポート案内へ進んでください。

警告問い合わせにパスワードを書かない

相談する際は、入力した情報の種類と操作日時を伝えます。実際のパスワード、認証コード、カード番号を問い合わせ文へ貼り付けないでください。

クレジットカード情報を入力した場合

カード番号などを入力した場合は、利用しているカード会社へ速やかに相談します。メールに書かれた窓口を使わず、カード裏面や普段使っている公式アプリなど、手元で確認できる正規の連絡先から連絡してください。

カード会社には不審なサイトへカード情報を入力したことと日時を伝え、利用停止や再発行などの対応を相談します。画面に決済失敗と出ても入力情報が渡っていない証拠にはならないので、画面の表示だけで安全と判断しないようにしましょう。

入力後にメールが受信できなくなった場合

ロリポップは、メールパスワード等を入力した後に、新Webメーラーの受信設定が「受信しない」へ変更される事象も報告しています。
この場合は正規の新Webメーラーへ入り、右上のアイコンから「設定」→「受信設定」を開き、「メールを受信する」のチェックを確認します。

ただし、受信できない原因を全てこの設定に決めつけず、認証情報の変更とサポートへの相談も併せて行うこと。同期エラーを装う通知など、別のロリポップの不審メールについては、「同期の問題が検出」というメールの対応でも受信設定の確認を扱っています。

ロリポップの更新通知を社内で安全に扱う運用

ロリポップの更新通知を受け取るたびに、各社員が個別に本物か調べて支払う運用は避け、契約を照合する担当と支払い担当を決めることを弊社は勧めます。
その際、担当者が不在でも代わりに確認できるよう、契約先と期限の一覧を残してください。

運用受信した人と、更新する人の役割を分ける

受信者は日時・件名・操作の有無を報告し、管理担当が契約を照合。支払いは照合後の正規画面から進める運用にします。

例えば、総務がメールを受け取り、制作会社が契約を調べ、経理が支払うなら、誰が「更新が必要」と判断し、誰が更新結果を確認するかまで決めます。全員が他の人の確認を待つ状態になると、本物の期限を見落とすため、照合を終える担当を明確にしましょう。

管理担当へ伝える内容の記入例

例文不審な更新通知を受信した時の社内連絡

件名:ドメイン有効期限のお知らせ
受信日時:自分が受信した日時
対象:本文にあるドメイン名、または記載なし
操作:未操作/リンクを開いた/情報を入力した、の該当内容
メールのリンクを使わず、サーバーとドメインの期限・更新状況の照合をお願いします。

この連絡では、疑わしいリンクを全社員へクリック可能な形で転送しないようにし、本文の確認が必要なら管理担当が指定する方法で共有します。認証情報を入力している場合は、更新の照合だけを待たず、前の項目の変更・相談へすぐ進んでください。

普段の一覧には、契約サービス、公式ログイン先、期限、確認担当、更新結果をそろえると、後任者も同じ手順で照合できます。継続的な確認の項目はドメインの有効期限管理と自動更新の実務を、社員向けの備えは会社のメールセキュリティ対策を参考にしてください。

また、制作会社に任せている作業の範囲が不明な場合は、ドメイン更新や不審メールの確認まで契約に含むかを調べます。
単に「保守契約があります」で済ませず、ホームページ保守の作業範囲に沿って、確認・支払い・障害対応の担当を切り分けましょう。

更新メールについてよくある質問

Q「ドメイン有効期限のお知らせ」という件名は全て詐欺ですか?

Aロリポップは2026年10月2日付の注意喚起で、同件名の不審メールを掲載しています。ただし、件名だけで全ての通知を判断せず、公式掲載例と自社の契約状況を別に照合してください。

Qロリポップの更新メールには本物もありますか?

Aロリポップには正規のサーバー契約更新通知があり、公式マニュアルでは「契約更新のお知らせ」として説明されています。メールのリンクを使わず、ユーザー専用ページの契約と支払い状況を確認します。

Qinfo宛に届いたロリポップのメールは偽物ですか?

Ainfoというアドレスだけで偽物とは決められません。ロリポップの登録連絡先と受信した宛先を比べ、登録していない宛先なら疑わしい材料として扱いますが、宛先が一致しても本物の保証にはなりません。

Qロリポップのサーバーを更新すればドメインも更新されますか?

Aロリポップのサーバー契約の更新だけで、独自ドメインも更新済みとは判断できません。ドメインを取得・管理している会社の画面で、対象ドメインの有効期限と更新状況を別に確認してください。

Q不審メールを開いただけで乗っ取られますか?

A不審メールの開封だけで乗っ取りと決まるわけではありません。リンク先で情報を入力したか、アプリ等をインストールしたかを分けて確認し、そうした操作や不審な動きがある場合は管理担当へ報告します。

Qパスワードを入力した場合は何を変更しますか?

A入力したパスワードを使う正規サービスで速やかに変更し、同じID・パスワードを使い回しているサービスでも変更します。契約アカウントのパスワードとメールアカウントのパスワードを取り違えないよう、入力した情報の種類を確認してください。

Qメールが本物か判断できない時は、どこへ相談しますか?

Aロリポップのサーバー契約は公式サイト内のサポートへ、独自ドメインの契約はその管理会社へ相談します。カード情報を入力した場合はカード会社へも連絡し、社内の管理担当には受信日時と操作の有無を伝えてください。

更新の要否は管理画面で確かめ、必要な手続きだけ進める

不審な更新通知を受け取った時は、メールの導線を使わず、サーバーとドメインの契約を別々に照合すれば、次に進める手続きが見えてきます。情報を入力した場合はその変更・相談を先に進め、契約の確認と分けて対応してください。

契約先や担当者の確認から整理が必要なら、現在の管理会社、利用サービス、期限が分かる資料を用意し、ノーサイドへホームページ保守・管理の相談をお寄せください。弊社では、御社で確認する作業と管理会社へ任せる範囲を整理するところからお手伝いします。

着手今日確かめるのは、二つの契約と操作の有無

サーバーの終了日、ドメインの有効期限、メールから何を操作したかを確認します。更新が必要な契約は正規画面から進め、入力した情報があれば該当する提供元へ相談してください。