WebARENA SuiteXのサイト停止は、旧サーバーについても2026年10月24日に再開済みと公式に案内されています。
「10月28日まで待つのか」と調べている場合は、まず自社のページと問い合わせの受付が戻っているかを確かめましょう。
ただし、Webページの再開と管理画面の復旧は別で、PHPの変更によってサイトの表示やプログラムに不具合が残る場合もあるため、再開した機能、まだ待つ機能、制作会社へ頼む点検を分けて、次にすることを決めましょう。
確認時点2026年10月25日朝の公式案内に基づく情報
WebARENAのニュースとお客さまサポートの現行本文を確認しています。旧サーバーのWebページとWebメールは10月24日に再開し、各種コントロールパネルと契約管理画面は11月上旬の復旧見込みです。
WebARENA SuiteXは10月24日にWebページとWebメールを再開
WebARENAのPHP脆弱性対応では、2025年11月18日以前に開通したサーバーのWebページとWebメール(Denbun)が、10月24日15:50〜17:10に順次再開しました。公式の更新履歴には、同日17:34付で再開した旨が掲載されています。
その前日の10月23日には10月28日再開見込みとされていましたが、この見込みは10月24日の再開案内に更新されているため、検索結果や過去のお知らせに「再開未定」「10月28日」と残っていても、最新の公式本文を基準に判断する必要があります。
今回の停止はPHPの重大な脆弱性への対応で、WebARENAの個別告知では10月22日18:00以降、順次停止との説明です。PHPはWebページやフォームなどを動かすプログラムの実行環境で、サイトの見た目を変えていなくても、サーバー側の対策の影響を受けることがあります。
出典:WebARENA「WebARENA SuiteX PHPの脆弱性に伴うWebサービスおよび契約管理画面の一部停止について」
再開した機能
復旧を待つ機能
この区別を社内で共有し、「サイトが開くか」と「設定を変更できるか」を別々に確認すると、管理画面だけの停止をWebサイト全体の障害と取り違えずに済みます。自社のページがまだ表示されない場合は、再開日を待ち続けるより、後述の方法で症状を保守担当へ伝えてください。
WebARENAのPHP対応はサーバーの開通時期で異なる
WebARENA SuiteXでは、サーバーの開通時期と、それまで使っていたPHPによって対応が分かれています。会社の設立日や契約の更新日から判断せず、開通案内メールや制作会社の管理記録で、自社がどの環境を利用しているかを確認しましょう。
開通時期とPHP別のWeb・Webメール対応状況
| サーバーの開通 | 従来のPHP | 対応完了 |
|---|---|---|
| 2025年 11月19日以降 | 8.3 | 10月22日 対策済み8.3 |
| 2025年 11月19日以降 | 7.4 | 10月23日 対策済み7.4 |
| 2025年 11月18日以前 | 7.4・7.2 5.6・5.3・5.1 | 10月24日 対策済み7.4 |
新しいサーバーでPHP7.4を使っていた環境は、10月22日に一時的にPHP8.3へ変更され、その後10月23日に対策済みPHP7.4へ戻ったと案内されています。一方、旧サーバーでPHP7.4、7.2、5.6、5.3、5.1を利用していた環境は、いずれも対策済みPHP7.4の適用対象です。
特にPHP5系から変更されたサイトでは、サーバーが再開しても、古いプログラムが動かない場合があります。公式FAQも表示不良やエラー、設定変更が必要になるケースを挙げているため、「再開済み」の案内だけで自社の確認を終わらせないことが大切です。
出典:WebARENAお客さまサポート「【SuiteX】PHPの脆弱性に伴うWebサービスおよび契約管理画面の一部停止について(2026/10/24更新)」
また、脆弱性のあるPHP5系へ戻すことはできないと公式に案内されています。表示を戻すために旧版へ切り戻そうとせず、PHP7系で動くようにプログラムや設定を点検する方針で制作会社へ依頼してください。
WebARENAの管理画面・解約・料金減免はどうなっているか
WebARENAの各種コントロールパネルと契約管理画面は、11月上旬の復旧見込みです。これは予定であり、具体的な日付やすべての機能が同時に戻るかまでは確定していません。
対象のコントロールパネルには、サイトマネージャー、メールマネージャー、Webマネージャー、MySQL5マネージャー、phpMyAdminが含まれます。いずれもサイト・メール・データベースの設定や管理に使う画面なので、ログインできない場合は公式の復旧案内を先に確認しましょう。
注意管理画面が止まっている間の手続き
解約はサポート窓口で受け付けるとの案内で、公式告知内のお問い合わせフォームから依頼する際は、契約時の名義やサービスIDを伝えます。
一方、解約以外の各種オプションの手続きは、現時点では準備中です。
解約の依頼を送る場合も、受付と解約完了を同じ意味で扱わないようにしてください。会社のWebサイトやメールを引き続き使うなら、移行の準備と手続きの完了条件を確認してから進める必要があり、勢いで契約を終えると別の停止を招きかねません。
停止期間の料金減免や補償については、方針を検討中とされています。返金や減額を見込んで社内の精算を確定せず、利用期間や請求記録を残して、正式な案内を待つのがよいでしょう。
あわせて確認したいのが、通信を暗号化するSSLサーバー証明書の有効期限です。公式FAQでは、管理画面が使えず更新できない場合の代替手段を検討中としており、期限が自動で延びるとは案内されていません。期限が近い会社は、対象ドメインと期限をサポートへ伝えておきましょう。
証明書の警告と今回の停止は原因が異なることもあるため、警告文を残して担当者へ渡すと切り分けに役立ちます。
その警告を調べる際は、ホームページのSSL化と通信警告への対処も参考にしてください。
再開したWebARENA SuiteXで確かめる表示と問い合わせ
WebARENA SuiteXの再開後は、会社の情報が読めることと、問い合わせが受け付けられることを確かめます。トップページが開いても、製品情報や採用ページ、フォームだけに不具合が残る場合があるため、通常の仕事で使うページから順に点検しましょう。
表示を確かめる
トップと主要な下層ページを、PCとスマホで確認。
受付を確かめる
フォーム送信後の通知と、会社側での受信を照合。
結果を残す
確認した日時、URL、症状を保守担当と共有。
表示の点検では、トップ、主なサービス・製品、問い合わせ、採用など、会社にとって必要なページを選びます。白い画面やエラーが出たら、そのページのURLと表示された文面を控え、正常なページと異常なページを分けて制作会社へ知らせてください。
問い合わせフォームは、担当者とテストする日時を決めて送信し、送信完了の表示、会社宛ての通知、必要ならお客様向けの自動返信まで確認します。「送信しました」の画面だけでは受信を確認できないため、受信担当者が実際のメールを見た結果と突き合わせることが必要です。
WordPressを使っている場合も、サーバー側のPHP対応とWordPress本体・テーマ・プラグインの更新は分けて扱いましょう。違いを社内で説明する際は、PHPの脆弱性とWordPressの更新を区別する確認方法が役立ちます。
制作会社へ送る点検依頼の文例
依頼は「直してください」だけにせず、利用環境、現在の症状、確認してほしい範囲をまとめると話が進みます。開通日やPHPが分からない部分は空欄を推測で埋めず、「不明のため確認をお願いします」と伝えれば十分です。
依頼文再開後の確認をお願いする場合
WebARENA SuiteXの再開案内を確認しました。弊社サイトについて、現在のPHPと対策の適用状況、主要ページの表示、問い合わせフォームの送受信を確認いただけますでしょうか。
現在の症状:[URLと表示内容]
症状を確認した日時:[日時]
サーバー開通時期・従来のPHP:[分かる範囲。不明なら確認を依頼]
不具合がある場合は、必要な修正、作業前のバックアップ、対応予定をお知らせください。
不具合が残る間は、お客様への窓口案内を先に出す
自社のサイトやフォームがまだ使えない場合は、利用できる連絡先を社外へ伝えることを先に進めます。復旧していない受付へお客様を案内し続けないよう、会社のSNS、取引先へのメール、営業担当の連絡など、現に使える経路を選びましょう。
ここではWebメールとメールサーバーの違いも確認が必要です。WebARENAは停止していないメールサーバー等には今回の脆弱性の影響がないと案内していますが、自社の送受信まで一律に保証するものではないため、メールソフトで受信できるかを担当者が確かめます。
メールの受信を確認できない間は、未確認のメールアドレスを代替窓口にしないようにしてください。電話の受付番号や対応時間を社内でそろえておけば、「メールを送ったのに返事が来ない」という行き違いを減らせます。
一部機能が利用できない場合の案内文例
文例自社で確認した状況に差し替える
現在、当社ホームページの一部機能をご利用いただけないため、お問い合わせは電話[確認済みの番号]にて[受付時間]に承ります。復旧状況は[実際に更新する案内先]でご案内する予定です。ご不便をおかけし、申し訳ございません。
この文面は、全ページ停止・フォームのみ停止など、自社の実際の状態に合わせて直します。既に表示と受付が戻っている会社なら、停止案内を残したままにせず、再開した範囲を明記した案内へ差し替えましょう。
広告を配信している場合も、リンク先や受付が使えない状態で配信を戻さないよう、広告担当者と点検結果を共有します。戻す判断は公式の再開案内と自社の動作確認をそろえて行い、今回の停止を理由に連絡先やドメイン設定を急に変更しないことが大切です。
PHP7.4の今回の対策と、今後の保守を分けて考える
今回WebARENAが適用した対策済みPHP7.4と、PHP開発元による通常のサポートは別の話です。PHP公式のサポート終了版一覧では、PHP7.4のサポート終了日は2022年11月28日とされており、今回の対応で開発元のサポートが再開したわけではありません。
出典:PHP公式「Unsupported Branches」(英語)
そのため、目先の不具合を解消した後は、今後使えるPHPの系列、更新方法、点検の担当者を保守会社と確認しておきましょう。旧サーバーで新しいPHPへ移る方法は、提供元の対応とサイト側の互換性に左右されるため、利用できる環境を確かめずに切り替え日を決めることは勧められません。
また、移転や契約変更を検討する場合は、Webのデータ、データベース、ドメイン、メールの管理を先に整理します。引き継ぐものをそろえる手順は、ホームページ管理会社を変更するときの準備と注意点を参考にしてください。
WebARENA SuiteXの停止・再開でよくある質問
QWebARENA SuiteXは10月28日まで停止するのですか?
A旧サーバーのWebページとWebメールは、10月24日15:50〜17:10に順次再開したと公式に案内されています。10月28日は以前の見込みで、現在は管理機能の復旧待ちと個別サイトの不具合を分けて確認する段階です。
QWebARENA SuiteXが再開したのに、サイトが表示されません。
ASuiteXではPHPの変更により、プログラムが動かない、ページが表示されないなどの影響が出る場合があると公式FAQで案内されています。該当URL、表示内容、発生を確認した日時を記録して制作会社へ点検を依頼してください。
QWebARENA SuiteXをPHP5へ戻すことはできますか?
A脆弱性のあるPHP5系へ戻すことはできないと、WebARENAが案内しています。旧版への切り戻しではなく、PHP7系で動作するようにプログラムや設定の見直しを制作会社へ依頼する必要があります。
QWebARENAの管理画面はいつ再開しますか?
AWebARENAは各種コントロールパネルと契約管理画面について11月上旬の復旧を見込んでいます。2026年10月25日確認時点では具体的な再開日は示されていないため、公式告知の更新を確認してください。
QWebARENAのWebメールが使えないと、メールは受け取れませんか?
AWebメールとメールサーバーは別の機能で、WebARENAは停止していないメールサーバー等には今回の脆弱性の影響がないと案内しています。Denbunも再開案内が出ていますが、自社の受信状況は利用中のメールソフト等で確かめる必要があります。
QWebARENAの停止期間の料金は減免されますか?
AWebARENAは停止期間の料金減免や補償の方針を検討中としています。2026年10月25日確認時点で金額や条件は確定していないため、正式な案内を待って判断してください。
QWebARENAの対策済みPHP7.4は、そのまま使い続けてよいですか?
AWebARENAによる今回の脆弱性対策と、PHP開発元のサポートは分けて判断します。PHP7.4の開発元サポートは2022年11月28日に終了しているため、今後利用できる環境と更新の担当者を保守会社へ確認しましょう。
再開した範囲と残る不具合を分けて、保守の担当を決める
PHP脆弱性対応後の復旧確認とは、提供元の再開状況と、自社サイトの表示・受付機能を照合することです。まずは残っている不具合と連絡窓口を把握し、その記録をもとに今後の保守範囲を決めると、緊急対応と継続的な管理をつなげられます。
弊社ではサーバーの運用・管理まで行い、脆弱性が見つかった時は弊社が判断して対応しています。
保守や修正の進め方はご予算と必要な範囲に合わせて決めており、どこまで頼むか迷っている段階でもご相談いただけます。

