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ShopifyがバーコードのGTIN候補を表示 登録済みの番号は変わる?

ShopifyのGTIN候補とバーコード確認

Shopify(ショッピファイ)のバーコード欄にGTINの候補が出ても、保存済みの番号が承認なしで変更されることはありません。まず見分けたいのは、番号そのものと、その番号に付く「種類」の表示です。

2026年10月29日の公式発表では、GS1の登録情報との照合により、入力中のバーコードをGTINと判定したり、保存済みのカスタムに種類変更を提案したりする機能が案内されました。
候補を承認する前にどの商品・どのバリエーションの番号かを確かめれば、必要な更新を絞れます。

ShopifyのGTIN候補は、保存済みの番号を勝手に変えない

Shopifyのバーコード候補は、入力中の値と保存済みの値で扱いが異なります。新しく入力した番号がGS1に登録されたGTINなら種類が自動でGTINになり、変更箇所が強調される仕組みです。

これに対して、保存済みのカスタムがGTINに見える場合には、種類をGTINに変える候補が表示されます。候補を受け入れるか、却下するかを選べるため、確認前に慌てて商品データを直す必要はありません。

新しく入力する場合

GS1の登録情報と照合
登録済みなら種類をGTINへ
入力した商品との一致を確認

保存済みのカスタムの場合

GTINの候補が表示される
承認するか却下するかを選ぶ
承認前の既存値は変更されない

ここでの承認は、保存してある値の種類をGTINとして扱うための操作で、別の新しい番号を発行する操作ではありません。すでに使っている商品番号を控えたうえで、表示された候補と照らし合わせると判断しやすくなります。

候補や登録情報との不一致通知は確認を助けるもので、公式発表では保存をブロックしないと説明されています。
ただし、この説明の範囲はShopify上の商品とその管理であり、外部の販売先で必ず掲載されるという保証にはなりません。

出典:Shopify Changelog「Admin supports GTIN suggestions and autocomplete」(英語)

Shopifyで選ぶバーコードの種類とGTIN・JANの関係

Shopifyのバーコードの「種類」は、入力した値がどの規格に従うかを示す分類です。
GTINは商品の国際的な識別コードで、日本で使われるJANコードもその体系に含まれるため、両方を別々に取り直す話ではありません。

JANコードには標準タイプの13桁と短縮タイプの8桁があり、GTINの体系には12桁や14桁も含まれます。ただし、桁数が合うだけで、その商品の正しいGTINと決まるわけではありません。

表示・用語意味照合するもの
GTIN国際的な商品番号商品と登録情報
JANコードGTIN体系の一部現物・仕入資料
カスタム標準外の値など社内での用途

たとえば、倉庫内の管理用に自社で付けた値なら、カスタムとして使う目的を保てます。見た目が数字だけであっても、社内コードをGTINに分類するだけで国際的な商品番号にはなりません。

出典:GS1 Japan「GTINとは」

補足番号が分からない時は、発行元を確かめる

仕入品のGTINはメーカーや仕入先の資料で確かめ、自社ブランドの商品に新しく設定する場合はGS1の手続きを確認します。候補の表示を、新規の番号取得の代わりにはできません。

なお、1つの商品に複数のバーコードを持たせる機能と、今回の種類を判定する機能は別の話です。仕入先や包装ごとのコードを使い分けたい場合は、Shopify POSの複数バーコード対応も確認すると、整理する範囲を決めやすくなります。

GS1と違う表示が出たら、商品を照合する

ShopifyでGS1との不一致通知が出た場合は、販売している商品と、その番号が指す商品を照合します。GS1側に商品情報があれば、販売元や商品名を自分の登録内容と比べられるものの、通知だけで誤登録と決まるわけではありません。

というのも、公式発表ではGS1に合わせるためだけに商品タイトル・販売元・説明を変更する必要はないとされているからです。表示の違いを消すために販売ページの商品名を先に書き換えると、確認の順序が逆になります。

現物・仕入資料・登録情報を同じ単位で比べる

確認を始める時は、商品名だけでなく色・容量・サイズ・販売単位までそろえます。同じシリーズでも仕様が異なれば番号を分ける場合があるため、親商品の名前が一致するだけでは十分ではありません。

たとえば、単品と箱単位を取り違えていないかを見れば、違う包装の番号を登録した可能性を調べられます。照合には、実物の包装やメーカー資料に書かれた値を使ってください。

色・容量・包装単位
→
メーカー・仕入先
→
番号と種類を区別
通知の表示だけで決めず、同じ商品を指す証拠を確かめる

そのうえで番号の取り違えが確認できたら商品データの訂正として扱い、同じ商品を指すと確認できて種類だけがカスタムなら、GTIN候補の承認を検討します。番号の訂正と種類の変更を分けると、依頼する作業の範囲も明確になります。

一方、資料が食い違って判断できない時は、候補をまとめて承認せず、該当商品と番号をメーカーや仕入先に照会します。販売ページの表現自体を直したい場合は、番号の照合とは作業を分け、Shopifyの商品説明に載せる内容を参考に見直してください。

Shopifyの一括承認は、確認できた商品から進める

Shopifyでは、商品と在庫の一括編集画面でGTIN候補をまとめて承認・却下でき、商品数が多い場合にも使えます。私たちが勧めるのは、先に少数の商品で照合し、同じ判断で扱える範囲を決める進め方です。

この順序なら、社内コードや確認が必要な商品を、確認済みのGTINと一緒に承認してしまうことを避けやすくなります。作業前に控えておきたいのは、商品・バリエーション単位での次の内容です。

  • 変更前の番号と種類が分かる記録
  • 対象バリエーションの色・容量・販売単位
  • 照合に使った資料と確認した日
  • 承認した範囲と確認が残る商品

商品単体で確認する場合、Shopifyの現行ヘルプでは商品管理の在庫欄にあるバーコード項目から値と種類を編集します。バリエーションがある商品は対象のバリエーションのバーコードを開き、更新対象を取り違えないようにしてから、保存後の状態まで確かめてください。

出典:Shopifyヘルプ「商品にバーコードを使用する」

候補が出ない時に、番号を作って埋めない

ShopifyにGTIN候補が出ない時も、その表示だけで商品にGTINが存在しないとは判断できません。手元の包装やメーカー資料で有無を確かめ、不明な値を推測で補わないようにします。

確認対象が多い場合は、商品の一覧と資料をそろえてから担当者に渡すと、どの情報が未確認なのかを共有できます。外部へ作業を頼む場合も、商品登録代行へ渡すデータと依頼範囲を先に決め、分からない番号を推測で入力しない方針も一緒に伝えてください。

Shopifyで保存できても、販売チャネルの確認は別

ShopifyがGTIN候補を無視しても保存できるのは、Shopify内の商品管理についての説明です。Googleなどへ商品情報を送っている場合には、販売先のルールと、実際に送信されている商品データも確認します。

Google Merchant Centerの公式ヘルプでは、正しいと確信できるGTINだけを指定し、推測や創作をしないよう案内しています。GTINが割り当てられていない商品もあるため、空欄を埋めるために社内コードを送る判断は避けるべきです。

Shopifyの商品管理

候補や通知は確認の手助け。保存できるかどうかを見る。

販売先の商品判定

送信した識別情報と、各販売先の商品要件を確かめる。

Googleへ連携しているなら、更新後はMerchant Centerで該当商品の問題表示や識別情報を確認します。GTIN候補の承認と、販売先での問題解消は、別々の完了条件として扱います。

出典:Google Merchant Centerヘルプ「GTIN [gtin]」

販売チャネルへ渡す商品情報の考え方は、Googleショッピング広告の仕組みとも関わります。ただし、今回の候補を受け入れるだけで広告審査の通過や売上の向上が保証されるわけではありません。

ShopifyのGTIN候補でよくある質問

QShopifyのGTIN候補で、保存済みの番号は自動で変わりますか?

AShopifyは、保存済みのバーコードを候補の承認なしに変更しません。新規入力時には、GS1に登録された値の種類が自動でGTINになる場合があるため、保存済みの場合と分けて確認します。

QShopifyの候補を承認すると、新しいGTINが発行されますか?

AShopifyのGTIN候補の承認は、種類がカスタムのまま保存されたバーコードを、GTINへ変える操作です。新しい商品番号を取得する操作ではありません。

QJANコードとGTINは別の番号ですか?

AJANコードはGTINの体系に含まれ、標準タイプはGTIN-13、短縮タイプはGTIN-8です。GTIN候補が出たことだけを理由に、同じ商品用の番号を別に取り直す必要はありません。

QGS1と商品名が違う場合、Shopifyの商品名を直す必要がありますか?

AShopifyの公式発表では、GS1の表記に合わせるためだけに商品名・販売元・説明を変更する必要はないとされています。番号が同じ商品やバリエーションを指すかを、包装やメーカー資料で確かめます。

QShopifyで使う社内コードもGTINへ変更しますか?

A社内で使う標準外の番号は、Shopifyでカスタムとして扱えます。社内コードの種類を変えるだけでは正規のGTINにならないため、用途と発行元を確かめて判断します。

QShopifyにGTIN候補が出ない商品は、どう確認しますか?

AShopifyの候補表示だけでGTINの有無を決めず、包装やメーカー・仕入先の資料を確認します。分からない番号を推測して埋めず、該当商品と販売単位を伝えて照会します。

QShopifyのGTIN候補を承認すれば、Googleの商品エラーも直りますか?

AShopifyの候補承認だけで、Googleの商品エラーが解消するとは限りません。Googleへ連携している商品は、Merchant Centerで送信情報と問題表示を別途確認します。

番号と商品の一致を確かめてから、種類を更新する

ShopifyのGTIN候補とは、種類がカスタムのまま保存された番号をGS1の商品識別情報と照合し、種類の変更を提案する機能です。新規入力時の自動判定とは扱いが異なるため、まずは保存済みの商品を開き、値と種類の両方を見ます。

そこから包装やメーカー資料で同じ商品・バリエーションを指すかを確かめ、確認できた範囲で候補を承認します。
番号が分からない商品は照会先を決め、販売チャネルを使っている商品は送信後の状態まで確認することを、担当者間の完了条件にもできるでしょう。