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Google Discoverの画像サイズは1200px以上 16:9の比率とサムネイル指定の確認点

横長画像の主題を残す切り抜きイラスト

Google Discover(グーグルディスカバー)向けの画像は、幅1200px以上の横長素材を用意し、記事を代表する画像としてサイト側から伝えるのが基本です。
サイズを整えた後は、切り抜き方・画像URL・大きなプレビューの許可を順番に見ていくと、修正する場所を絞れます。

ただし、画像の条件を満たしてもDiscoverへの掲載は保証されません。
2026年10月9日に確認したGoogle公式の推奨をもとに、素材を作る担当とサイトを管理する担当が、それぞれ何を確かめればよいかを説明します。

Google Discoverの画像サイズは幅1200px以上を目安にする

Google Discoverで大きな画像を使うための推奨は、幅1200px以上・16:9の比率・十分な解像度です。
ここでいう幅は画像ファイル自体の横方向の画素数なので、まず元ファイルの「横×縦」を調べるところから始めましょう。

解像度については総画素数30万を上回る画像を用意すると、日本語版と英語版の推奨をどちらも満たせます。
たとえば公式が示す1280×720pxは921,600画素で、幅と高さを掛けると画像全体の画素数になります。

出典: Google検索セントラル「Discoverとウェブサイト」

制作時に使える16:9の寸法例

制作担当へ渡すなら、幅だけでなく高さもセットで伝えると比率のずれを防げます。次の寸法は16:9になる計算例であり、Googleがすべての画像をこの寸法に固定しているわけではありません。

横×縦(px)比率総画素数
1200×67516:9810,000
1280×72016:9921,600
1600×90016:91,440,000
1920×108016:92,073,600

この表の寸法を選ぶときは、元写真の大きさと使いたい範囲も見ます。小さな画像を大きく引き伸ばすと粗さが目立つため、小さい素材を数値だけ1200pxへ拡大して完了にしないほうがよいでしょう。

画面に表示する幅と画像ファイルの幅は別

スマホで小さく表示される画像でも、配信している元ファイルは大きい場合があります。逆に画面上で横に広げても元画像の情報は増えないため、見た目の幅ではなく、実際に配信する画像の寸法を確かめます。

元の素材

画像ファイルの横幅と高さを調べる。

切り抜き後

必要な被写体が横長の範囲に残るか見る。

配信する画像

サイトが指定する画像URLの寸法を調べる。

私たちは、画像の依頼を「大きくしてください」だけで終わらせず、元画像と指定先を一組で確認する進め方を勧めます。
CMSが小さい派生画像を作る場合もあるので、アップロード済みという事実だけでは確認が済みません。

Google Discover用の16:9画像は主題が残るように切り抜く

Google Discover向けの画像を16:9にするときは、横長にした後も記事の主題が分かるかを見ます。
Google側も画像を切り抜くことがあるため、縦長写真を機械的に横長へ変えるだけでは、人物の顔や製品の特徴が欠ける場合があります。

人物・製品・場所の何を残すか決める

たとえば製品の使い方を説明する記事なら、製品本体だけでなく、使っている様子が伝わる部分も切り抜き範囲に残したいところです。
背景を全部残すことにこだわるより、その記事で伝えたい対象を先に決めると素材を選びやすくなります。

このとき縦長写真を横方向へ引き伸ばして16:9にすると、顔や製品の形が変わってしまいます。比率を合わせるには切り抜くか別素材を選び、横長版を小さく表示した状態でも主題が読み取れるか見ましょう。

避けたい加工
比率だけを合わせ、顔や製品の特徴が切れたままにする。
VS
確かめる加工
主題を決めて横長版を作り、切り抜き後の画像を見直す。

共通ロゴや文字だらけの画像を代表画像にしない

代表画像には、記事の内容に関連し、そのページを表す画像を選びます。サイト共通のロゴでは記事ごとの内容が伝わりにくく、細かな説明文を詰め込んだ画像も、小さなサムネイルでは読み取りにくくなります。

Googleも優先する画像の選択にあたり、一般的なロゴ画像やテキストの多い画像を避けるよう案内しています。タイトルを画像で全部説明しようとせず、主題を示すビジュアルを中心に考えてみてください。

出典: Google検索セントラル「画像のSEOベストプラクティス」

商品写真を撮り直す場合は、この考え方を撮影時点で共有すると手戻りを抑えられます。掲載先と写真の役割を決める方法は、商品画像デザインと撮影指示書の作り方でも確認できます。

Google Discoverのサムネイル指定は画像と許可を分けて確認する

Google Discoverのサムネイルを整えるときは、代表画像を伝える指定と、大きな画像を表示してよいという許可を分けて見ます。
素材が適切でもこの二つは別の役割なので、担当者にはそれぞれの出力を確認してもらいましょう。

og:imageはページを代表する画像を伝える

「og:image」は、ページのメタ情報に画像URLを記載する指定で、このページを表す画像はこれですと伝える役割を持ちます。
Googleはschema.orgの画像指定も参照できるため、どちらかを利用して記事に関連する大きな画像を示せます。

ただし、og:imageを指定すれば、その画像が必ず採用されるわけではありません。Googleの画像選択は自動なので、意図した画像を伝える設定と、実際の掲載結果を同じものとして扱わないようにします。

max-image-preview:largeは大きなプレビューを許可する

「max-image-preview:large」は、検索やDiscoverなどで大きな画像プレビューを許可する指定です。
画像URLを選ぶ機能とは役割が異なり、素材の解像度を上げたり、掲載を確約したりするものでもありません。

この指定はrobotsメタタグなどで伝えるため、投稿本文に文字列を貼るだけでは設定になりません。
制作担当に公開ページのメタ情報とHTTPヘッダーを見てもらい、大画像を制限する指定が重なっていないかも確かめます。

出典: Google検索セントラル「Robots metaタグ、data-nosnippet、X-Robots-Tagの指定」

どの画像かを伝える

og:imageなどで代表画像を示す
指定先の画像URLと寸法を確認する

大きく表示する許可

大きな画像プレビューを許可する
競合する制限の有無を確認する

構造化データはDiscover掲載の必須条件ではない

Google Discoverの表示対象になるために、特別なタグや構造化データは必須ではありません。
Googleにインデックス登録され、Discoverのポリシーを満たしたコンテンツが対象になるという説明と、代表画像を伝える推奨は分けて理解すると混乱しません。

注意タグの追加で掲載を保証しない

構造化データの検証に通ることと、Discoverに掲載されることは別です。既にテーマやプラグインが画像指定を出力しているなら、その内容を調べてから変更を検討します。

WordPressでGoogle Discover向けの画像を確認する

WordPressでGoogle Discover向けの画像を準備する場合は、メディアの寸法→記事のアイキャッチ→公開ページの出力の順に確認します。
ここはWordPressの操作例ですが、元素材と配信画像を見比べる考え方は、ほかのCMSでも共通です。

メディア情報とアイキャッチを対応させる

最初に管理画面の「メディア」から「ライブラリ」を開き、使う画像を選んで寸法を確かめます。横幅・高さ・ファイルURLを控えれば、後でサイトがどの画像を配信しているか照合しやすくなります。

続いて対象記事の編集画面で「アイキャッチ画像」を設定し、意図した素材が選ばれているかを見ます。
表示位置や名称はテーマ・編集環境によって異なるので、項目が見つからない場合はサイトの管理担当へ確認を依頼してください。

ここでアイキャッチを選んだだけでog:imageも同じ画像だと判断しないようにします。テーマやSEOプラグインが別の画像を出力する場合もあるため、設定画面と完成したページを対応させる必要があります。

指定先のURLとGoogleが取得できる状態を確認する

公開済みの記事では、制作担当にog:imageや構造化データのimageが指すURLを調べてもらいます。
そのURLが小さい生成版や共通ロゴを指しているなら、元画像を再アップロードする前に、指定元の設定を見直すほうが筋が通ります。

指定先が適切でも、画像をGoogleのクローラーが取得できない状態なら、別の確認が必要です。
画像URLの応答、robots.txt、画像に付くHTTPヘッダー、CDNやアクセス制限を、サイト管理担当に切り分けてもらいましょう。

この取得確認では、ブラウザで画像が見えることだけを根拠にしないのが要点です。
ログイン中の閲覧とGoogleからの取得条件は同じとは限らないため、Search ConsoleのURL検査が使える場合は、ページの取得状況もあわせて調べます。

  • 元画像の寸法とファイル名を記録した
  • アイキャッチに対象の素材を設定した
  • 指定先の画像URLと寸法を確認した
  • 大画像の許可と取得制限を管理担当が確認した

画像が大きくなった後は、読み込みの重さも別途点検します。文字や被写体が粗くならない範囲で軽量化する進め方は、ページ表示速度の改善方法から必要な項目を拾うと、画像の条件と表示速度を両方見直せます。

Google Discoverに出ないときは画像設定と掲載結果を分けて見る

Google Discoverに記事が出ないときは、自社で直せる設定と、Googleが決める掲載結果を分けて扱います。
画像の確認で見つかった不足は修正できますが、設定が適合している記事へタグを追加し続けても、掲載の保証にはつながりません。

見つかった状態から次の作業を決める

確認した状態見る場所次の作業
元画像が小さい素材の寸法大きい素材を用意
指定先だけ小さい画像URL指定元を見直す
被写体が欠ける切り抜き後横長版を作り直す
画像を取得できない応答・制限管理担当が調査
設定は適合している記事と掲載結果内容・推移を確認

この切り分けでは、素材を作る人へサーバー設定の調査まで依頼しないほうが、担当範囲をそろえやすくなります。担当する場所をそろえると、何度も画像を差し替える前に、実際の不具合へ作業を向けられます。

Discoverレポートがないだけで画像の失敗と決めない

Search ConsoleのDiscoverレポートは、インプレッション数が必要なしきい値に達した場合に表示されます。
そのためレポートが見えないだけで、画像サイズやタグの設定が間違っていると判断することはできません。

レポートがある場合は、ページ・期間・クリック数・表示回数・CTRをそろえて確認します。
CTRは表示に対してクリックされた割合であり、クリック数だけを見るより、どの数字が変わったかを捉えやすくなります。

出典: Google Search Consoleヘルプ「パフォーマンスレポート(Discover)」

ただし、変更後に流入が増減しただけで、画像が原因だと断定しないようにします。
Discoverはユーザーの関心やGoogle側の変化にも左右されるため、画像の変更日、本文の更新、掲載ページの推移を一緒に残して検討しましょう。

こうした変動を踏まえると、Discoverのアクセスは検索流入を補う経路として捉えるほうが計画を立てやすくなります。
継続して読まれるテーマも整えるなら、企業ブログのネタと記事の書き方が次の検討材料になります。

画像サイズと指定方法についてよくある質問

QGoogle Discoverの画像サイズは最低どれくらいですか?

AGoogle Discover向けの大きな画像は、幅1200px以上が推奨されています。16:9で十分な解像度を持つ1280×720pxなどの素材を用意し、配信する画像の寸法も確認します。

Q1200×630pxの画像でもGoogle Discoverに使えますか?

A1200×630pxの画像は幅の推奨を満たしますが、16:9ではありません。掲載不可と断定せず、主題が残る16:9の横長版を別に用意することを検討します。

Qog:imageを指定するとDiscoverのサムネイルは固定されますか?

Aog:imageはDiscoverの画像選択に影響を与えられますが、サムネイルを固定する指定ではありません。Googleが自動的に選択するため、指定画像の採用や掲載は保証されません。

Qmax-image-preview:largeは投稿本文に入れますか?

Amax-image-preview:largeは投稿本文へ文字として入れるものではありません。ページのrobotsメタタグなどで大きな画像プレビューを許可する指定なので、サイト管理担当に出力を確認してもらいます。

QDiscoverのアイキャッチはWebPで作る必要がありますか?

ADiscoverの画像がWebP限定という指定はありません。GoogleはJPEGやPNGなど複数の画像形式をサポートしており、形式とともに寸法・画質・取得できる状態を確認します。

QWordPressでアイキャッチを設定すれば確認は完了ですか?

AWordPressのアイキャッチ設定後も、公開ページが指定する画像URLと寸法、大きな画像プレビューの許可、取得の制限を確認します。テーマやプラグインの出力はサイトごとに異なります。

制作担当へ渡す確認メモで修正範囲をそろえる

Google Discover向けの画像確認とは、素材の寸法・代表画像の指定・表示許可・取得状態をそろえて点検することです。
まず一つの対象記事について確認結果を残し、その結果から、素材の修正とサイト設定の修正を分けて依頼します。

寸法と切り抜き
→
画像指定と許可
→
取得と掲載の推移
修正は問題が確認できた場所から進める

そのまま渡せる確認依頼のひな形

制作担当には、対象ページと使いたい画像を添えて、次のように依頼できます。角括弧の項目を自社の情報へ置き換えると、掲載を保証する依頼にならず、必要な技術確認へ範囲を絞れます。

文例画像の確認依頼

[対象ページURL]について、[画像ファイル名]を代表画像として使いたいと考えています。元画像と配信画像の寸法、横長にした際の切り抜き、og:imageまたは構造化データの画像指定を確認いただけますか。

あわせて、大きな画像プレビューの許可と、Googleがページ・画像を取得する際の制限を調べてください。修正が必要な箇所は、素材側とサイト設定側を分けてご報告ください。

完了報告には設定値と変更日を残す

依頼の返答は、「対応しました」だけで終わらせず、画像URL・横×縦・許可設定・変更日を残してもらいます。これらがそろえば、後から別担当が記事を直したときも、どの状態で確認したかを追えます。

この記録がないままサイト全体のSEO設定をまとめて変更すると、画像以外の表示条件まで変わるおそれがあります。
私たちは、対象記事で見つかった問題から修正し、共通設定に原因がある場合に、その影響範囲を調べて広げる進め方を勧めます。

作業を外注する場合も、画像の差し替えと技術設定の点検を、同じ依頼として曖昧にまとめないほうがよいでしょう。
契約でどこまで対応してもらえるかは、ホームページ保守会社へ頼める作業の範囲を確認し、今回の依頼内容と照合できます。