コンテンツへスキップ

Yahoo広告のクイックリンクが9月16日から自動作成 不要なら配信前に外す設定

Yahoo広告の自動リンクを管理する図

Yahoo広告のクイックリンク自動作成は、2026年9月16日に配信開始予定です。
対象となるのは、現在の正式名称でいうLINEヤフー広告の検索広告で、設定の初期値は「利用する」。審査に通れば、利用者が個別に操作しなくても配信対象になります。

自動作成を望まない場合は、配信開始前の9月15日までに、アカウント設定でクイックリンクのチェックを外すのが安全です。
設定画面は9月2日に追加済みなので、いま確認できます。

ただし、すべてのアカウントで一律に外せばよいわけではありません。
この記事では停止手順、残すか外すかの判断基準、開始後に見るべき項目を順番に確認します。

先に結論

全アカウントの設定確認から始める

設定を残すか外すかを9月15日までに決める。9月16日以降は自動作成されたリンク先を監査する二段構えなら、便利さを残しながら意図しない誘導を抑えられます。

Yahoo広告のクイックリンク自動作成は9月16日開始予定

Yahoo広告のクイックリンク自動作成では、システムがアセットの作成から広告グループへの関連付けまで行います。
クイックリンクとは、検索広告の下部などに追加される別ページへのリンクです。

たとえば、広告タイトルのリンク先がサービス全体のページでも、クイックリンクから「料金」「導入事例」「問い合わせ」など別のページへ直接案内できます。
手動で用意する作業を減らせる一方、広告主が選んでいないページが誘導先になる可能性も考えておかなければなりません。

日付変更内容広告主の対応
9月2日設定追加済み状態を確認
9月15日まで配信前期間不要なら解除
9月16日配信開始予定作成物を監査
2026年9月8日時点の公式予定。実施時期は変更される場合があります。

9月2日は設定を変更できるようになった日で、9月16日は自動作成されたクイックリンクの配信開始予定日です。この二つを混同すると、9月16日に設定画面を探し始めることになります

設定を見る
残すか外す
配信後を見る
自動化は、設定した時点で終わらせず配信後の確認までを運用に含める

公式発表では、アカウント内の入稿情報をもとに自動作成し、公式資料では配信実績なども利用すると説明されています。
作成後は審査が行われ、承認されると配信対象になりますが、承認されたクイックリンクが毎回必ず表示されるわけではありません

出典: LINEヤフー公式「広告表示アセットの自動化について」

2025年の生成AI提案機能とは仕組みが異なる

Yahoo広告には、2025年8月から生成AIによるクイックリンクアセットの提案機能があります。今回の自動作成は名称が似ていますが、利用者が確認するタイミングと配信までの流れは別物です

比較項目2025年の提案2026年の自動作成
きっかけ利用者が操作システムが作成
内容確認作成前に確認作成後に監査
関連付け利用者が関連付け広告グループへ自動
配信まで利用者が作成承認後に対象

2025年の機能は、最終リンク先URLを入力して生成AIから提案を受け、内容を調整してから作成します。一方、2026年のYahoo広告のクイックリンク自動化は、作成と関連付けが先に進み、広告主の確認は事後になり得る仕組みです。

区別提案を受ける機能と自動配信の仕組みは同じではない

今回の公式発表は「システムによる自動作成」としています。根拠なく生成AIだけで動くと決めつけず、社内手順書でも二つの機能を分けて記載してください。

Google広告側の自動化と混同している場合は、Google広告の自動作成アセットとAI Maxの移行も分けて確認すると、媒体ごとの設定変更を一枚の台帳にまとめやすくなります。

出典: LINEヤフー公式「生成AIによるクイックリンクアセットの提案機能について」

Yahoo広告のクイックリンク自動作成を停止する手順

Yahoo広告の自動作成アセットを停止する設定は、検索広告のアカウント単位で行います。複数アカウントを管理している場合は、代表アカウントだけで終えず、対象アカウントを一つずつ開いてください

  1. 広告管理ツールへログインし、検索広告の対象アカウントを選ぶ
  2. 「アカウント設定」を開き、アカウント編集へ進む
  3. 「広告表示アセットの自動作成」の設定を探す
  4. 「クイックリンク」のチェックを外す
  5. 保存後、表示が「利用しない」になったことを確認する

公式資料の画面イメージでは、アカウント編集画面の「その他の情報」に自動作成設定が表示されています。管理画面の配置が変わった場合は、「アカウント設定」「広告表示アセットの自動作成」「クイックリンク」という三つの文言を手掛かりにしてください。

期限配信前に止めるなら9月15日までに保存する

公式資料は、利用しない場合に9月15日までの設定変更を案内しています。チェックを外しただけで画面を閉じず、保存後の表示まで確認してください。

確認結果は、アカウント名、アカウントID、確認者、確認日時、設定値の五つを表計算シートなどへ残します。「担当者が見たはず」で終わらせると、未確認アカウントを見分けられません

出典: LINEヤフー公式資料「広告表示アセット(クイックリンクアセット)の自動生成機能の提供」(PDF)

クイックリンク自動作成を残すか外すかの判断基準

クイックリンク自動作成を残すか外すかは、自動化そのものへの好みではなく、広告から遷移してよいページをサイト側で管理できているかで決めます。
まず、公開中のページを自動で候補にされても困らない状態かを見てください。

残して試しやすい状態

公開ページが最新
誘導先を広げられる
開始後に監査できる

先に外したい状態

LP以外へ出したくない
古いページが残る
監査担当が決まらない

自動作成を残して試しやすいケース

商品やサービスのカテゴリが多く、検索意図に応じて複数ページへ案内したい場合は、自動作成が運用負担を減らす可能性があります。ただし、公開ページの内容が最新で、どこへ送客されても説明の不一致が起きないことが前提です

  • サービス終了ページや旧料金ページを非公開または転送済み
  • 各ページに問い合わせや購入までの導線がある
  • 広告流入をページ別に判別できる計測環境がある
  • 開始後に自動作成アセットを確認する担当者と日程が決まっている

配信前に外した方が管理しやすいケース

キャンペーン専用LPだけへ誘導したい場合や、法務・業界ルール上、表示文言とリンク先を事前承認している場合は、自動作成をいったん外して手動アセットを維持する方が管理しやすいでしょう。

公開サイトに旧サービス、採用情報、別地域向け情報が混在している場合も要注意です。クイックリンクから広告の訴求対象外ページへ移動できると、クリック後の体験だけでなく社内の成果評価も分かりにくくなります

確認軸残す目安外す目安
誘導先複数でも可LPに限定
ページ品質最新で統一旧情報あり
事前承認事後確認可事前承認必須
監査体制担当あり担当未定

判断迷うなら配信前に外し、サイトを整えてから再検討する

開始前に全ページを点検できず、開始後の監査担当も決まらないなら、いったん「利用しない」にする方が戻しやすい判断です。自動化は、管理できる範囲から試せば十分です。

Yahoo広告で自動作成されたクイックリンクの確認方法

Yahoo広告で自動作成されたクイックリンクは、通常の手動アセットと混ぜて確認しない方が追いやすくなります。広告表示アセット一覧や関連付け一覧で、「作成元」が「システム」の行を探してください。

  1. 検索広告の対象アカウントで「広告表示アセット」を開く
  2. 一覧で「作成元」を表示し、「システム」を抽出する
  3. 「自動作成の最終更新日」で新しく作られた行を確認する
  4. クイックリンクの文言、最終リンク先URL、審査状況を照合する
  5. 関連付け先の広告グループが意図どおりか確認する

リンク先を開くときは、ページが表示されるかだけで終わらせません
対象サービス、価格や条件、問い合わせ先、スマホ表示、計測用パラメータまで確認し、広告文との食い違いを探します。

記録確認した行は画面だけでなく台帳に残す

アセット名、作成元、最終更新日、リンク先、関連付け先、判断、確認者を記録しておけば、後日、システムによる再作成や削除があっても差分を追いやすくなります。

自動処理と人の変更を時系列で追う考え方は媒体が違っても共通で、変更前後の数値をどう残すかは、Google広告の変更履歴と成果推移を照合する手順も参考になります。

出典: LINEヤフー公式資料「広告表示アセット(クイックリンクアセット)の自動生成機能の提供」(PDF) / LINEヤフー広告ヘルプ「クイックリンクアセットの作成」

編集・停止・削除でできること

自動作成されたクイックリンクは、手動作成アセットのように自由に直せません。公式案内では、広告主が行える操作は配信設定の変更と削除に限られます。

操作可否実務上の対応
配信停止可能個別に止める
関連付け解除可能対象を外す
削除可能不要なら削除
文言編集不可手動で新規作成
URL編集不可手動で新規作成
別先へ関連付け不可手動版を利用

文言やURLに軽微な違和感があるからと、編集画面を探し続けても解決しません。直したい場合は自動作成版を止め、意図した内容で手動アセットを作るという切り替えが必要です。

回避関連付け解除を試し操作で行わない

公式資料では、解除した同じ広告グループとアセットの組み合わせは再度自動関連付けされないと案内されています。戻す前提の試し操作ではなく、解除する理由を記録してから実行してください。

また、機能全体を「利用しない」にすると、既存の自動関連付けが削除される場合があります。変更後は操作履歴も開き、どの関連付けが変わったかを確認すると安全です。

設定を変えていなくても、パフォーマンスが発揮されていないと判断された場合などに、システム側で自動削除されることがあると公式資料は案内しています。
先週あった行が今週は消えているという変化は起こり得るので、監査は画面のスクリーンショットではなく操作履歴と台帳で追ってください。

配信開始後はリンク先と計測を週次で確認

Yahoo広告のクイックリンク自動作成を残す場合、初回監査は配信開始後のできるだけ早い時点に置きます。
その後は週次の広告確認へ組み込み、自動作成された行だけを短時間で見られる形にしてください。

  • 表示内容: クイックリンクの文言が広告の訴求と合っているか
  • リンク先: 公開中で、対象商品やサービスの説明が最新か
  • 関連付け: 意図した広告グループに結び付いているか
  • 審査状況: 承認、審査中、掲載不可のどれか
  • 計測: クリック後の問い合わせや購入を判別できるか

クリック数だけが増えても、成果につながったかは分かりません。コンバージョンとは、問い合わせや購入など広告の目的とする行動のことで、計測に不安があればGoogle広告でコンバージョンが計測されないときの確認順序のように、タグ、状態、反映待ちを分けて点検します。

媒体は異なっても、経営判断では広告費、問い合わせ数、商談、売上を同じ順で追う必要があり、数値の見方を社内でそろえるなら、広告運用レポートで経営者が確認したい指標まで一緒に決めておくと判断がぶれにくくなります。

運用開始前と開始後の比較条件をそろえる

同じ期間、同じ成果指標、同じ除外条件で比較します。配信量が増えた日だけを見て良し悪しを決めず、リンク先別に問い合わせや売上まで追ってください。

Yahoo広告の自動作成アセットだけで成果を切り分けにくい場合は、URLの計測条件とレポートの列を先にそろえないと、止める判断も続ける判断も感覚頼みになってしまいます。

Yahoo広告のクイックリンク自動作成でよくある質問

QYahoo広告のクイックリンク自動作成はいつ始まりますか?

AYahoo広告のクイックリンク自動作成は、2026年9月16日に配信開始予定です。公式は時期が変更される場合もあるとしているため、開始前にお知らせページを再確認してください。

QYahoo広告の自動作成アセットをオフにするにはどうしますか?

AYahoo広告の自動作成アセットは、検索広告の対象アカウントで「アカウント設定」を開き、「広告表示アセットの自動作成」にある「クイックリンク」のチェックを外して保存します。

Qクイックリンクの自動作成は初期状態でオフですか?

Aクイックリンクの自動作成は、公式資料の設定画面では初期状態が「利用する」です。使わない方針なら、対象アカウントごとに「利用しない」へ変更します。

Q自動作成されたクイックリンクの文言やURLは編集できますか?

A自動作成されたクイックリンクの文言やURLは編集できません。内容を変えたい場合は自動作成版の配信を止めるか削除し、意図した内容で手動アセットを作成します。

Q自動作成されたクイックリンクは必ず広告に表示されますか?

A自動作成されたクイックリンクは、審査承認後に配信対象になりますが、毎回の表示が保証されるわけではありません。配信対象になったアセットは、広告表示アセット一覧と関連付け一覧で確認します。

Q複数のYahoo広告アカウントは一括で停止できますか?

AYahoo広告の公式資料はアカウント編集画面での設定を案内しています。複数アカウントを管理している場合は、対象アカウントごとに設定値を確認し、確認結果を台帳へ残すのが安全です。

Q自動作成を利用しないへ変えると既存アセットはどうなりますか?

A自動作成を「利用しない」へ変更すると、既存の自動関連付けが削除される場合があります。設定変更後は操作履歴を開き、変わった関連付けを確認してください。

補足手動クイックリンクも消えるわけではない

自動作成の設定は、広告主が作った手動アセットを一律に不要にするものではありません。訴求やリンク先を厳密に管理したい箇所は手動、広げて試せる箇所は自動と役割を分けられます。

Yahoo広告のクイックリンク自動作成は設定確認と開始後監査をセットにする

Yahoo広告のクイックリンク自動作成への対応とは、配信前に利用方針を決め、配信後の誘導先まで継続して確認する運用です。

最初に全アカウントの設定値を確認し、サイト内のどのページへ誘導されても問題ないかを点検します。
不要なら9月15日までにチェックを外し、残すなら初回監査日と担当者を決めてください。

次の一手対象アカウント一覧へ設定と監査日を追記する

確認、判断、保存、監査の四つを一行で管理します。設定変更だけで終わらず、リンク先と成果まで追える担当を割り当ててください。

Web広告の設定変更や計測を自社だけで整理しきれない場合は、ノーサイドのWeb広告に関する記事で周辺の確認方法もご覧いただけます。
アカウント、サイト、計測をまとめて見直したい場合は、ノーサイドへご相談ください