検索連動型ショッピング広告の送料表示を続けるには、商品フィードの「商品配送情報」(shippingInfo)を確認する必要があります。旧項目の「deliveryInfo」だけで連携している場合は、2026年10月28日(水)予定の連携終了に向けて変更を進めましょう。
この切り替えでは、サイトに載せた送料表に加え、広告へ渡すデータも確認します。
新項目に対応しているかを見分け、フィードの更新と取り込み確認まで終えると、運用会社やEC担当者との認識をそろえられます。
検索連動型ショッピング広告の送料は10月28日までに何を変える?
LINEヤフーは2026年10月14日に公式のお知らせを更新し、「(旧)商品配送情報」(deliveryInfo)の連携終了を10月28日(水)予定と案内しました。
日程は変更になる場合があるため、作業日を決める際は同じ告知の更新も確認しましょう。
要点新しい配送情報が未設定なら変更対象
商品フィードのshippingInfoが未設定の場合、実施日以降は送料が表示されません。旧項目の有無だけでなく、新項目に必要な情報が入っているかを確かめます。
この変更の対象は、検索広告(ショッピング)へ連携する配送情報の項目です。Yahooやヤフーのショッピング広告として調べている場合も、公式名称の「検索連動型ショッピング広告」(SSA)を利用しているか、運用担当者に確認すると話が通じやすくなります。
公式が案内している影響は送料の表示であり、旧配送情報の終了を理由に「広告配信がすべて止まる」と判断するのは早計です。送料の表示と広告の配信実績を分けて確認し、修正する範囲を見誤らないようにします。
出典: LINEヤフー公式「検索連動型ショッピング広告で商品レビュー情報と都道府県別送料の表示に対応」(2026年10月14日更新)
自社の検索連動型ショッピング広告は変更対象か
検索連動型ショッピング広告で変更が必要かは、現在送っている商品フィードの中身で判断します。フィードとは、商品名・価格・画像などを広告側へ渡すための商品データで、サイトの見た目を直す作業とは別に扱います。
そのため、社内にある古い見本ではなく、いま更新に使っているファイルや連携処理を対象にしてください。
広告運用を外注している場合は、送信データを作る担当者に「deliveryInfoとshippingInfoのどちらを使っているか」と尋ねるところから始められます。
新旧の配送項目と必要な対応
| 送信中の項目 | 送料の確認 | 対応内容 |
|---|---|---|
| 旧項目のみ | 新項目が未設定 | 新項目へ変更 |
| 新旧の両方 | 新項目の値を確認 | 空欄・内容を点検 |
| 新項目のみ | 対象商品を確認 | 取り込み結果を照合 |
| 項目が不明 | 出力元を確認 | 担当者へ照会 |
この表の「新項目」はshippingInfoを指し、列が存在するだけでは対応完了にできません。対象商品の行に値が入っているかまで確認し、空欄の商品が残る場合は、その商品の送料条件と合わせて見直しましょう。
確認用の商品は、全国一律・地域別・送料無料条件付きなど、自社で送料の決まり方が異なるものから選ぶと整理しやすくなります。これは点検用の分け方なので、フィード上で使う値や記法は最新仕様書と照合して決めてください。
私たちは、対応状況を聞く際には「設定しました」という返事に加え、どの商品データで確認したかまで残すことを勧めます。商品登録や更新そのものを外注しているなら、商品登録代行へ渡すデータと依頼範囲も参考に、確認する相手を決めておきましょう。
検索連動型ショッピング広告の配送情報はどこが違う?
検索連動型ショッピング広告では、旧項目がdeliveryInfo、変更先がshippingInfoです。両方を連携している場合は新項目が優先されるため、旧項目の値だけを直しても、新項目の内容が正しいかという確認は残ります。
旧項目を使っている
deliveryInfoだけの連携なら、新項目への変更を進める。
新項目を使っている
shippingInfoの値と取り込み結果を商品ごとに確かめる。
ここで項目名だけを一括置換する進め方は避けたいところです。古い情報が新しい仕様のどの値に当たるかを確かめないまま変更すると、入力欄は埋まっていても、伝えたい送料条件と合わない状態を見逃してしまいます。
また、広告の送料情報と、自社ECで購入時に計算する送料は、照合する対象を分けましょう。広告へ渡すデータを変更する際には、購入者に実際に請求する送料の決まりを基準にして、食い違いがないかを確かめます。
商品フィードでは送料以外の情報も扱うため、担当者へ依頼する際は今回の変更対象を配送情報に絞ると作業範囲が明確になります。クーポン価格も見直す場合は、Yahooのショッピング広告でクーポン適用後価格を扱う条件と分けて確認し、別の項目を誤って変更しないようにしましょう。
検索連動型ショッピング広告の送料を引き継ぐ確認手順
検索連動型ショッピング広告の送料情報は、出力元の確認→仕様との照合→連携→結果の確認の順で点検します。ECの商品管理画面で変更を保存しただけでは、広告側へ渡るデータに反映されたかが分からないためです。
1.稼働中のフィードと変更前のデータを押さえる
最初に、商品フィードをどのシステムが作り、誰が更新しているかを確認します。
自社の担当者、制作会社、広告運用会社で担当が分かれている場合は、更新の実行者と結果の確認者を決めてから着手しましょう。
そのうえで、変更前のデータと、変更する項目の一覧を保存しておくと、修正後に何が変わったかを照合できます。保存するデータは確認に必要な範囲に絞り、認証情報を依頼メールへ添付することは避けてください。
2.公式の最新仕様書でshippingInfoを照合する
次に、LINEヤフー広告ヘルプの「各種仕様書について」から商品フィードの仕様書を確認します。連携方法の確認が必要なら、同じ入口にあるLINE Merchant Systemの資料も参照し、使っている仕組みに合う作業を担当者へ依頼します。
照合するのは、プロパティ名だけでなく、出力する値と入力形式です。地域ごとに送料が異なる商品や、条件付きで送料無料になる商品は、自社の販売条件を担当者へ渡し、仕様上どのように表現するかまで確認しましょう。
ここで自社の送料条件を簡単な一律条件へ置き換えてしまうと、変更後のデータが実際の請求と合わなくなります。入力しやすさよりも販売条件との一致を優先し、表現方法が分からない例外は連携担当者や公式窓口へ確認します。
3.連携後は取り込み結果と対象商品の値を確認する
変更したフィードを正規の更新方法で連携したら、LINE Merchant Systemから届く取り込み結果のメールを確認します。公式ヘルプでは成功・失敗の両方でメールが送られると案内しているため、届いたことだけで成功とは決めず、結果を読み取ってください。
失敗していた場合は、そのまま「対応済み」にせず、エラー内容を更新担当者へ戻します。成功した場合も、確認に使った商品のshippingInfoが想定どおりかを照合し、変更したファイルと取り込まれたデータを取り違えないようにしましょう。
私たちは、この段階で取り込みを確認した日時と対象商品の識別番号を残すことを勧めます。商品を特定する番号はSKUと呼ばれ、同じ商品名で色やサイズが複数ある場合でも、確認したデータを担当者間で合わせやすくなります。
運用会社とEC担当者への依頼内容
検索連動型ショッピング広告の送料変更を外注先へ頼む場合は、データを直す担当と、販売条件を決める担当を分けて依頼しましょう。
「広告の設定をお願いします」だけでは、フィード作成元の修正まで含むかが伝わりません。
EC事業者が渡す情報
連携・運用担当者が返す情報
たとえば、次の文面なら対象判定、変更、結果の報告を一度に依頼できます。
個別のアカウント情報は普段の安全な連絡手段で共有し、パスワードを本文へ書き足す必要はありません。
依頼文フィード担当者へ送る確認文
検索連動型ショッピング広告の旧配送情報(deliveryInfo)が2026年10月28日終了予定と案内されています。現在のフィードでshippingInfoを連携しているか、対象商品の値に空欄がないかをご確認いただけますか。
変更が必要な場合は、当社の送料条件と最新仕様書を照合のうえ、修正と取り込み確認をお願いします。完了時には、変更箇所、取り込み日時、確認した商品、残っている課題をご共有ください。
この依頼への返答が「対応済み」だけなら、新項目の値と取り込み結果を確認できる情報を追加で受け取りましょう。社内で送料を決める人と広告を管理する人が同じとは限らないので、確認記録は両者が見られる形で残すのが実務的です。
検索連動型ショッピング広告で送料が表示されない時の確認先
検索連動型ショッピング広告で送料が表示されない場合は、新項目の設定、取り込み結果、対象商品の順で確認します。終了日以降にshippingInfoが未設定なら公式が案内する非表示条件に当たりますが、設定済みの場合まで同じ原因とは決められません。
新項目が空欄か、変更したデータが取り込まれていないか
まず、該当商品のshippingInfoが空欄になっていないかを送信データで確認し、変更後のフィードの取り込みが成功しているかを照合します。
別の商品や古い更新分を見ている場合は、確認するSKUと更新日時を合わせ直してください。
そこまで一致しても表示に疑問が残る場合は、確認した商品、確認日時、送信値、取り込み結果をまとめて広告運用担当者へ渡します。「送料が出ない」という症状だけを伝えるより、どこまで確認できたかを共有したほうが調査範囲を絞れます。
注意送料の表示と配信の不調を一緒に判断しない
送料が表示されない原因の調査と、広告の表示回数やクリック数が減った原因の調査は分けます。送料項目の変更だけで売上改善や配信回復を保証することはできません。
送料の確認後に入札や広告実績を見直す
送料情報の修正が終わったら、どの日に何を変更したかを運用記録へ残し、その前後の広告実績を比較します。別の設定も同時に変えると原因を説明しづらくなるので、入札方針も見直す場合は検索連動型ショッピング広告の自動入札の選び方と分けて整理しましょう。
また、表示回数やクリック数だけで判断せず、注文につながったか、広告費に見合うかまで担当者と確認すると、次の改善を決めやすくなります。数字の確認順序は広告運用レポートの見方と代理店への質問も参考にしてください。
よくある質問
Q検索連動型ショッピング広告の旧配送情報はいつ終了しますか?
A旧配送情報(deliveryInfo)の連携終了は、2026年10月14日更新の公式告知では2026年10月28日(水)予定です。日程は変更になる場合があるため、作業前に公式告知の更新を確認してください。
Q検索連動型ショッピング広告の送料表示には何を設定しますか?
A検索連動型ショッピング広告の送料情報は、商品フィードの「商品配送情報」(shippingInfo)へ連携します。旧項目だけを使っている場合は、新項目への変更と値の照合、取り込み結果の確認が必要です。
QdeliveryInfoとshippingInfoの両方を送っている場合はどうなりますか?
AdeliveryInfoとshippingInfoの両方を連携している場合は、shippingInfoが優先して表示されます。両方の項目がある場合も、新項目の値に空欄や誤りがないかを対象商品で確かめましょう。
Q旧配送情報の終了で広告全体が停止しますか?
A旧配送情報の終了に関する公式告知は、shippingInfoが未設定の場合に送料が表示されなくなると案内しています。この告知だけを根拠に広告全体が停止すると判断せず、送料表示と配信実績を分けて確認します。
QECサイトの送料設定を直すだけで変更は完了しますか?
AECサイトの送料設定を直しただけでは、広告へ渡す商品フィードに反映されたかが分かりません。稼働中のフィード作成元とshippingInfoの出力内容を確認し、更新後の取り込み結果まで照合してください。
Q検索連動型ショッピング広告の送料は何分で反映されますか?
A検索連動型ショッピング広告の送料が何分で反映されるかは、今回確認した公式告知からは断定できません。連携担当者に更新と取り込みの時刻を確認し、対象商品の情報が反映されているかを照合しましょう。
Q検索連動型ショッピング広告を外注している場合は誰に確認しますか?
A検索連動型ショッピング広告を外注している場合は、広告運用会社に加え、商品フィードの作成・更新を担当する人へ確認します。自社から送料条件を渡し、新項目の出力内容と取り込み結果の報告を依頼してください。
期限前に残す確認記録
検索連動型ショッピング広告の送料情報の移行とは、新しい配送項目へ販売条件を正しく渡し、取り込み結果まで確かめる作業です。私たちは、作業完了の判断を口頭の報告だけにせず、確認した内容を記録に残すことを勧めます。
- 稼働中のフィードでshippingInfoの出力を確認した
- 対象商品の送料条件と出力値を照合した
- 取り込み結果と確認日時を記録した
- 未解決事項と次に対応する担当者を決めた
この記録がそろえば、変更が終わった商品と、まだ確認が必要な商品を区別できます。まずは現在のフィードと担当者を押さえ、10月28日予定の終了前に、修正から確認までの日程を決めておきましょう。
情報確認日:2026年10月16日。終了日や仕様は変更される場合があるため、実施前には公式の最新案内を参照してください。

